ニナの「ここせい!」ブログ-合宿



今週の金曜日、土曜日と1泊2日で

ABU(広告事業)のMGR以上の人員で

MGR戦略マインド合宿を行ってきました。


この合宿は、前回のMGR研修時に提案された

MGR以上の「戦略脳」を鍛える、という目的のもと

採用され、早速実行された研修になります。


内容は、統括・局長陣をリーダーとして

各チーム毎(12チーム×6名前後)に分かれ

事前に出されたABUのテーマに対して、

経営課題を提起し施策・実行案を提案。


その内容を石井取締役が「あした会議」形式で

点数化を行い、その点数を競いあうというもの。



この研修合宿を通じて、事前準備~研修当日までの間に

物凄く色々と学びがあったので、整理もかねてブログを書いておきます。


学びや気付きが多すぎて、書ききれないので
2つに絞って書きます。


①経営者(組織)とのシンクロ
ABU(広告事業)の立ち位置・抱えている課題を知る

②issue(課題)が何であるかを考え続ける習慣
常日頃から課題意識を持つ


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①経営者(組織)とのシンクロ

普段の通常業務に忙殺され、あまり深く考える機会がなかった
(機会がなくとも考えないとダメですが・・・)

「ABUの経営課題」という大きなテーマに対して

統括や他のグループのMGRと事前準備から深く考え、議論し合い

その内容を担当役員である石井取締役に提案し、FBをもらう。


この「考え」⇒「提案」⇒「FB」というプロセスが非常に良かったです。


チーム内で、「ABUのあるべき姿は何?理想と現状のGAPは?一番大きな経営課題は?」

など、深く考えるという行為そのものにも、組織に対する理解度が上がりましたし


何よりも石井取締役からの多くのFBにより(今回で言えば24回<12チーム×2日分>)

ABUの経営課題、組織・顧客・プロダクトに対する考え、など

普段、何をどのように考えているか、経営者(ABU組織)との考えのシンクロが

できたことが一番の収穫であったと思っています。



②issue(課題)が何であるかを考え続ける習慣


今回の提案は、まず何を経営課題と捉えるかが最大の肝であったと

認識していますが、そのフローと気をつけなければならないと

感じたことを下記に記載します。


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①経営課題を洗い出す
上手くフレームワーク(3C、バリューチェーン分析、etc)を活用し、
色々な切り口で経営課題を出す

組織・顧客・プロダクトの軸がほとんどだった。

⇒このフレームワークの使い方は、もっと鍛えないと自分はダメだなと痛感しました。
 あくまでも道具であり、中身が大事であることは理解していますが
 上手く使いこなせば、やはり便利だなと思ったので、普段の業務から
 取り入れるなど、鍛えていきます。

②俯瞰して、経営課題を特定する

【ポイント】
・issue(課題)のスケール
⇒小さすぎると、出てくる解決策のインパクトも小さい。
 いくつもある経営課題を俯瞰して、最もインパクトが
 あるところを提起し、提案ができているか。

③課題の原因を「なぜ?」で深堀る

④施策立案

【ポイント】
・前提を覆す
⇒慣習化されているものを壊すような発想。
 I川さんチームの提案の、スタッフが営業を行うなど。
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根本的な原因を考え続けるという習慣は非常に大事だなと思いました。

単純な例ですが、

「課題:メンバーが忙しくて帰れない」と言った時に、
「原因:業務量が多い」⇒「解決策:業務量を減らそう」ではなく、

なぜ業務量が多いのか、
「インパクトのない無駄な作業をしていないか?」
「レポーティングに時間がかかっていないか?」

など深堀ることで、その解決策も変わってきます。

常に、高い課題意識と原因が何であるかと問うスタンスは
意識して行きたいですし、この習慣はメンバー自身が行えるように
していかないと、組織が大きくならないと最近ずっと思っているので
自分も含め、メンバーにも浸透させて行きたいです。
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今回の研修は、普段業務では関わる機会が少ない関西のMGR陣など

横の交流もできて、単純に楽しかったですし、自分の力不足を色々と

痛感でき、非常に刺激的で、疲れましたが、Totalやはり最高に楽しかったです。


同じチームの伊達さん、毛利さん、會澤さん、堤さん、あかり

千葉さん、中川さんはじめ、運営頂いた皆さま

ありがとうございました。



また、次回機会があるならば

レベルアップして挑戦できたらと思います。