日経新聞より抜粋

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マイクロソフト(MS)日本法人(東京・渋谷)は5月から、据え置き型ゲーム機「Xbox360」向けにインターネット広告配信サービスを始める。ネット接続したXboxのテレビ画面の背景に広告を表示したり、映像を配信したりする。検索や電子商取引(EC)などに比べてネット利用時間が長いゲーム向け広告は訴求効果が高いと判断。パソコンや携帯電話向けと並ぶ新たな収益源に育てる。

 新サービスは「Xbox LIVE Ad」。MSはXboxにネット経由でゲームをダウンロードできるサービスを展開している。日本のXbox保有者の半分に当たる50万人程度がネット接続を利用しているとされ、広告媒体として商機があると判断した。

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ゲーム内広告は、以前から日本で非常に注目されてきた。




米国でのオンラインゲーム内広告の普及を受けて、弊社でも2006年8月から9月にかけて


、オンラインゲーム内広告専門代理店会社であるアドプレインという子会社を立ち上げた。



しかし、2008年3月には本体に吸収され、その後はオンラインゲーム内広告事業からも撤退した。



ゲーム内広告は、既存メディアのように下手にバナー広告のような広告を打つと、


ゲームの世界観を壊してしまいかねない。



もちろん、ユーザーもそのような広告を望みはしない。




現在、国内でオンラインゲーム内広告専門広告会社として事業を行っているのは


アドバゲーミングのみであり、広告ビジネスとしてはまだ日本国内で根付いていないというのが


現状のようた。



ただ、ゲーム内広告の特徴である、高いフリークエンシーや確実なりーチ力など魅力的なのは確か。



Xbox向けの広告配信が成功するかどうかも非常に興味があるが、


そもそもオンラインゲーム内での広告配信というのが日本で果たしてどういう


反響を呼ぶのかが個人的に非常に楽しみだ。