少し遅くなりましたが
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
無事に千秋楽を迎えました。
博多座と明治座合わせて 全47公演。
本当にあっという間でした...

稽古期間中は、このまま
無事に舞台に立てるのが
不安でいっぱいの毎日でしたが
皆様のお陰で無事に千秋楽を迎えられて
ほっとひと安心。そして達成感に包まれました。

カーテンコールが終わり
幕が下がる瞬間、本当に終わっちゃうんだ。
と思ったらこの三ヶ月の日々が走馬灯のように
思い出されて、涙があふれました。

大地真央さんはじめ、ベテランの方々に囲まれ
揉まれて大きな背中を間近で感じ
刺激をたくさんうけた三ヶ月。

経験もキャリアもないなかで
明治座の大舞台に立てたこと。
そして、この座組みの一員として
舞台に立てたのことは、一生の財産であり
生涯忘れない経験となりました。


「いい経験をした!」ってだけで終わらせないで
この経験が自分の武器になるように
高みを目指して精進して参りたいと思います。

ご観劇いただいた皆さま。
関係者の皆さま。
本当に有難うございました。

小林千花