先々週、9日に新潟にて「CD発売記念リサイタル」でした宮崎にパソコンを持っていかなかったので、こちらのコンサートのご報告・お礼が送れてごめんなさい。
新潟日報社さん主催のシリーズコンサートに出演させて頂き、日報さんのご好意で、記念リサイタルということでやらせて頂きました!ありがとうございました。
先月の東京での記念リサイタル とは、内容を変えました。東京で行ってきましたシリーズリサイタル、3回のコンサートから抜粋。オールフレンチプログラムでございました♪
フォーレ:ロマンス
フォーレ:月の光
フォーレ:ヴァイオリンソナタ第2番
ドビュッシー:小組曲
フランク:ソナタ
(アンコール)
サン=サーンス:オラトリオ「ノアの洪水」より前奏曲
フォーレ:夢のあとに
CDの収録曲である、フォーレソナタ・フランクソナタ・夢のあとに、全て演奏させて頂きました。レコーディングしたのは昨年7月。もう随分、曲に対する考え方やアプローチの仕方に変化がありますが、変化することがクラシック音楽の面白さであり、楽しさの一つです。
会場は新潟市芸術文化会館のコンサートホール、東響のコンサートでは2ヶ月に1回のペースで立っていた舞台も、一人でいるとさらにホールが大きく感じます。ソロでは今までに4回ほど演奏させて頂いていますが、リサイタルでこんな大きい会場は初めてでした。(1900人の大ホールです!)
ソナタは、ピアニストとの2つの楽器で奏でる室内楽です。大ホールで、どこまで細かなニュアンスや気持ちが伝わるかが心配でしたが、どのように届いたでしょうか?
この日も、長尾さんの素晴らしいピアノとご一緒出来、本当に楽しかったです!
直前まで私なりに曲を創ってきて、ある日のリハーサルで・・・「これ以上テンポはみ出ないほうがいいね。歌い込むのもやり過ぎないくらいじゃないと・・・」というようなお話をして頂き、はっ!とやり過ぎかけていたことに気づかされた瞬間がありました。
テクニカルな曲や派手なものの良さもあれば、ピアニッシモの繊細な美しさも素晴らしい。映画館で、大音量で迫力あるシーンで涙が出ることもあれば、BGMもない中ただ役者さんの言う一言に涙することもありますよね。
フォーレの2番はまさにそうで、感情を全面に出して歌い込みすぎると、曲の素晴らしさが生きないと思っています。激しさや、音量を含む迫力というものももちろん必要なことですが、内面的な情熱から創られる音楽の魅力はまた格別です。
これからもしっかり、作曲者と楽曲と向き合っていきたいと思います!!
ありがとうございました♪
CDの発売が23日なので、あと2日後です
リサイタルにご来場頂いた皆様、先行発売でCDを購入してくださった皆様、素敵なお花やプレゼントをくださった皆様、本当にありがとうございました!
今日は何位?