
新宿三丁目。
別に期待しないでそぞろ歩いていたときに
見つけたお店。
MARUGO Ⅱ
路面の20坪くらいのワインバー。
オープンかと見まごうような大きなガラス面の
フェイス(ファサード)。
そこから透けて見えるハイスツールとハイテーブルが
お店で気軽にワインを楽しむ人を
「小粋な趣味人」に仕立て上げている。
そして大きくカーブを描くガラス張りのワインセラー。
やりたくてもなかなか出来ない空間のディテール。
ソ ソ ラ レ マ シ タ
調べてみれば、13店舗を営む女性オーナーのお店という。
上質なデザイナーに依頼し、
坪300万円を惜しまず内装にかけるから
空間が朽ちないでお客様をいつまでももてなす背景になってくれる、
という信条をお持ちだという。
わたしこのひとにあってみたい
かなりの好き者(スキシャと読んでください)とみた。
結局、このお店を無視できず。
グラスで
ブルゴーニュ・ルージュ2006(1,000円)
ラングドック・ルーシヨン(?)(800円)
とオリーブ盛り合わせ(500円)
をいただいたのでした。
これぞ「見せ力」の勝利と言えるでしょう。