「濃 密 な ふ ぐ と 白 ト リ ュ フ の 逢 瀬 」
この店、天然ふぐにこだわっているがために
4月から9月いっぱい店を閉める。
店主はこのオフを利用して食べ歩く食べ歩く食べ歩く。
ヨーロッパ、アジア、日本各地、いろいろ。
その嗅覚にかかった「イケル」と感じたものが
次のシーズンにテーブルで供される。
昨シーズン食べた「てっさ」のイメージで今年も出てくるとは限らない。
そう、てっさなのに。
****
今日は素敵な諸先輩方とのお食事。
車で来た方もいたのでワインとのマッチングはお預け。
でも、お料理に集中できる数少ないシチュエイション。
予約時に「白トリュフ」を楽しみたいのです、
と言ってしまったものだから
店主のハートに火をつけてた。
ふぐに白トリュフ?
昨シーズン、店主がトライした世界とふぐのコラボレイション。
今シーズンはもう迷いがないみたい。
ふぐの旨みと、土の力を凝縮した白トリュフの滋味は出会うと
禁断的で前頭葉がジワっときてしまう。
****
まずは小さなアミューズ2種。
1つめ、ふぐの煮凝り。
2つめ、白子のムース、キャビアのせ、さらに白トリュフをさっとかけて。
店主曰く「新世界三大珍味」 ・・・たしかに。
次に前菜。
ふぐと白子とゆりね、くわいの茶碗蒸し、さらに白トリュフをさっとかけて。

卵と白子のコク味に白トリュフの香りが深味をもたらしている。
おかわり欲しい。
そして、てっさ。少し白子も。

ポン酢、もみじおろし、出てこない。。。
去年は出てきたのに。
店主がオリーブオイルをてっさにひとまわし。
そしてここでも白トリュフを削りかけ。
真ん中のキャビアの塩味とオリーブオイルだけで味わう。
足りなければちょっと塩を加えて。
ふぐの身の味わいとキャビアの丸い塩気、
ここでは白トリュフはさわやかなスパイス感。
これを「てっさ」と呼んでいいのか?
今度は
白子の軽いオリーブオイルのフリット、これにも白トリュフ。

これは初めてこのお店に来たときから「惚れて」いる一品。
白子がカリッとオリーブの香りに包まれて、
そのなかから口に融けてほどけてスルッと消えるクリーム。
思わず目を閉じてしまった。
さらに白トリュフが残像に残る。
この白と白の出会いはかなりエロティック。
そして本番
てっちり鍋。

真鍮の打ち出し鍋でとろ火でじっくりとふぐたちの味を引き出す。
そして、そこにも白トリュフをたっぷり削りいれる店主。
どこまでも白トリュフ。どこまで活躍するんだ、白トリュフ。
店主がとんすいに取り分けてくれるのだけど、
そこでもオリーブオイルをひとまわし。
できればここでもポン酢ではなく塩で食べて欲しいといわれ
言われたまま口に運ぶと、
ふぐの身が口の中で崩れたとき、味がしっかり伝わってきた。
お い し い ♪
そうか、ポン酢にもみじおろしはふぐの味わいをスポイルしていたのかも。
ポン酢も出ているのでちょっとつけてみる。
あ、ちょっとつけるのは結構いいかも。
今までのふぐさんごめんなさい。これからはもっと味わいます。
さて、店主の宣言による
世界一の湯豆腐☆

ふぐの味をたっぷり含んだお豆腐に
とろとろコラーゲン状態のふぐの皮をのせ、
こだわりの座間の醸造所のお醤油をさっとひとまわし。
白トリュフを削りかける。
そして蓋をして香りをこもらせて・・・・。
蓋の裏がすばらしく芳しかった。
そしてお豆腐は、旨みとまろみと香りをたずさえて
のどを通り過ぎていってしまった。
世界一、そして世界唯一。
そして実は、これがメインディッシュだと思う。
〆のリゾット。

トリュフと同居させて香りを移した生米を
鍋の煮汁にさっといれ、ゆっくりゆっくりリゾットに仕上げていく店主。
いままでの全ての味の凝縮されたそのスープが
お米に閉じ込められていくのをワクワクしながら待つひととき。
店主はやおら残った白トリュフを刻み始める。

あぁ、もう許してください。現世に戻れなくなくなりますから。。。

艶々の旨みでプルプルしたお米の一粒一粒が名残惜しい。
****
ということで、未来の自分も嫉妬してしまうぐらいの
濃厚なふぐと白トリュフとの逢瀬、約3時間。
どうだっ!やりすぎだぞっ!ぜったいそうだぞっ!
この店、天然ふぐにこだわっているがために
4月から9月いっぱい店を閉める。
店主はこのオフを利用して食べ歩く食べ歩く食べ歩く。
ヨーロッパ、アジア、日本各地、いろいろ。
その嗅覚にかかった「イケル」と感じたものが
次のシーズンにテーブルで供される。
昨シーズン食べた「てっさ」のイメージで今年も出てくるとは限らない。
そう、てっさなのに。
****
今日は素敵な諸先輩方とのお食事。
車で来た方もいたのでワインとのマッチングはお預け。
でも、お料理に集中できる数少ないシチュエイション。
予約時に「白トリュフ」を楽しみたいのです、
と言ってしまったものだから
店主のハートに火をつけてた。
ふぐに白トリュフ?
昨シーズン、店主がトライした世界とふぐのコラボレイション。
今シーズンはもう迷いがないみたい。
ふぐの旨みと、土の力を凝縮した白トリュフの滋味は出会うと
禁断的で前頭葉がジワっときてしまう。
****
まずは小さなアミューズ2種。
1つめ、ふぐの煮凝り。
2つめ、白子のムース、キャビアのせ、さらに白トリュフをさっとかけて。
店主曰く「新世界三大珍味」 ・・・たしかに。
次に前菜。
ふぐと白子とゆりね、くわいの茶碗蒸し、さらに白トリュフをさっとかけて。

卵と白子のコク味に白トリュフの香りが深味をもたらしている。
おかわり欲しい。
そして、てっさ。少し白子も。

ポン酢、もみじおろし、出てこない。。。
去年は出てきたのに。
店主がオリーブオイルをてっさにひとまわし。
そしてここでも白トリュフを削りかけ。
真ん中のキャビアの塩味とオリーブオイルだけで味わう。
足りなければちょっと塩を加えて。
ふぐの身の味わいとキャビアの丸い塩気、
ここでは白トリュフはさわやかなスパイス感。
これを「てっさ」と呼んでいいのか?
今度は
白子の軽いオリーブオイルのフリット、これにも白トリュフ。

これは初めてこのお店に来たときから「惚れて」いる一品。
白子がカリッとオリーブの香りに包まれて、
そのなかから口に融けてほどけてスルッと消えるクリーム。
思わず目を閉じてしまった。
さらに白トリュフが残像に残る。
この白と白の出会いはかなりエロティック。
そして本番
てっちり鍋。

真鍮の打ち出し鍋でとろ火でじっくりとふぐたちの味を引き出す。
そして、そこにも白トリュフをたっぷり削りいれる店主。
どこまでも白トリュフ。どこまで活躍するんだ、白トリュフ。
店主がとんすいに取り分けてくれるのだけど、
そこでもオリーブオイルをひとまわし。
できればここでもポン酢ではなく塩で食べて欲しいといわれ
言われたまま口に運ぶと、
ふぐの身が口の中で崩れたとき、味がしっかり伝わってきた。
お い し い ♪
そうか、ポン酢にもみじおろしはふぐの味わいをスポイルしていたのかも。
ポン酢も出ているのでちょっとつけてみる。
あ、ちょっとつけるのは結構いいかも。
今までのふぐさんごめんなさい。これからはもっと味わいます。
さて、店主の宣言による
世界一の湯豆腐☆

ふぐの味をたっぷり含んだお豆腐に
とろとろコラーゲン状態のふぐの皮をのせ、
こだわりの座間の醸造所のお醤油をさっとひとまわし。
白トリュフを削りかける。
そして蓋をして香りをこもらせて・・・・。
蓋の裏がすばらしく芳しかった。
そしてお豆腐は、旨みとまろみと香りをたずさえて
のどを通り過ぎていってしまった。
世界一、そして世界唯一。
そして実は、これがメインディッシュだと思う。
〆のリゾット。

トリュフと同居させて香りを移した生米を
鍋の煮汁にさっといれ、ゆっくりゆっくりリゾットに仕上げていく店主。
いままでの全ての味の凝縮されたそのスープが
お米に閉じ込められていくのをワクワクしながら待つひととき。
店主はやおら残った白トリュフを刻み始める。

あぁ、もう許してください。現世に戻れなくなくなりますから。。。

艶々の旨みでプルプルしたお米の一粒一粒が名残惜しい。
****
ということで、未来の自分も嫉妬してしまうぐらいの
濃厚なふぐと白トリュフとの逢瀬、約3時間。
どうだっ!やりすぎだぞっ!ぜったいそうだぞっ!