ハードなスケジュールの合間を縫ってキャブレターを車体に組み付けます。もう午前中でも外は炎天。いやまだまだなんだろうけどさ。現時点では炎天ですよ。
キレイに洗ったインシュレーターをシリンダーに付けて行きます。少し亀裂入ってるね。これも交換対象かなぁ(汗)
取り付けにはネジ止め剤を使いましょう。
インシュレーター側のバンドのビス位置を気にしながらグイグイ押し込みますが、グリスを使った方がいいかな。キツいです。突き当たりまでしっかり入ったらバンドを固定。
私は取り付ける前にアクセルワイヤーをキャブ側に組んでおきました。車体に着いてからだと凄くやりづらいです。チョークワイヤーは事情により(笑)今回は取付無し。
アクセルの調整は取り外した時に取っておいた写真を元に再現。後で再調整します。

ちなみにハンドル側もちゃんと組むまで、キャブ側はタイコを差し込むだけにしといた方がいいです。あと、ハンドルも、緩む方に切っておいたらさらにやりやすいかも。
で、燃料ホースにコイツを差します。

よく見る油差し。タンク替わりです。最初はフロートチャンバーにガソリンを満たさなきゃいけないから、一回じゃ足りないかも。火気取り扱い注意で。
ちょっとやりたくなって、エアクリーナーBOX取り付け前にセル回してみました。ドキドキです。かかるかなー。
数秒ホントに空回転。爆発の兆し無し。少しおいて20秒くらいでぐずりだし、さらに少し置いて…
かかった! 小さくガッツポーズ(笑)
すぐに止めて、ニコニコしながらエアクリーナーBOXの取り付けを開始。
これもなかなかはまらん。グリスを少しだけ塗って、さらにエアクリーナーエレメントの穴から手を突っ込んでエンドまで差し込みました。
さて再度エンジン始動。ちょっとかかりづらいな。アイドリング調整をしてしばらく暖機運転のあと、パイロットスクリュー調整に入ります。
パイロットスクリューってのは、アイドリングから3,000回転くらいの領域での、ガソリンの量を調整する物だそうです。キャブってのはエアブラシと同じ理屈なので、私的には理屈が解かり易い。空気の流れが速くなると気圧が下がるので、その通り道に開いた細い管の先にあるガソリンだまりからガソリンが吸い出されてくるって訳です。
パイロットスクリューはこの吸い出されるガソリンの量を調整する部品ですね。締めるとガソリンが出にくくなり、緩めると出やすいと。
私のバイク、まぁ他のもほとんど同じでしょうけど、このネジ、変なトコに付いてます。キャブレターの下側。クランクケースとのスキマは60mmほど。普通のドライバーじゃ回わせません。ちなみに細いマイナスです。
もちろんバイク屋さんなんかは専用のアングルドライバーなる物を使いますが、私は持ってません。…?ぁ、持ってた。仕事で狭いトコの穴あけなんかに使うインパクト対応の直角アタッチメント。あれが使えるのでは?
ばっちりでした(笑)
スタビドライバー用の小さなマイナスビットを付けて、仕事用の保護手袋を着用。それでもあちあち言いながらちょっとづつ締めたり緩めたり。
まずアイドリング。2,000回転くらいで調整始めると、回転が上がったり下がったりします。で一番高くなったところがいいところ。でも私のBANは四気筒。キャブレターも四連。パイロットスクリューも4本。これは面倒だ。ワッ電動ファンが回わった!そりゃこの気温でずっと2,000回転じゃ熱くなるよね。俺だって暑いもん。
おかげでセルフタンクトップ柄。
まぁそれでもなんとか調整を済ませました。アクセルをあおってみます。
お、いい感じじゃん。あれ?なんかぐずるな。濃いのかな?
一旦作業を中止して資料(ネットの先人たちのトコ(笑))を再確認。
濃いと音がボコボコ言う。うん。ちょっと言う。
濃いと低回転でパワー不足を感じる。うん。全然ない。パワー。
薄いと低回転でのパワー不足を少し感じる。いや少しじゃない。
薄いとパイロットスクリューで燃料を濃くした時にアイドリングが上がる。いや上がんない。
こりゃ燃料が濃いと考えるべきだな。再調整作業開始。
そしてここから負の螺旋に落ちて行くのでした。
その3につづく。