いろいろ見たり読んだりしてたんですけど
ブログに書きそびれてアウトプット不足でした。
なんだか書かないと身体の調子がイマイチなので
ブワッと書いてみます。

{3CE12BA5-33DE-43CB-985D-A35904D30BDE}

{924A58BA-7A12-4C78-B417-558665EB2796}

たまには和物を読んでみよう。と、
歌舞伎の演目「天守物語」原作の泉鏡花の本を借りてみました。

玉三郎さんが監督した映画「外科室」も実は気になっていたのです。
超プラトニックな恋愛話かと思いきや、友人に聞いてみたらロマンチックかつ結構エグい話らしく。
一気に興味持ちました。笑。

古い言葉遣いを読むのが苦手で、あと注釈があると生真面目だから一々読むタイプで話の世界の気分が削がれるのが好きじゃなかったのですが、
年を取ったからか、歌舞伎を見続けたからか、
なんだか苦ではなくなりました。

その煩わしさ以上に内容が面白くて、グイグイ読んでしまう。
コクトーやワイルド読む前に、こちらを読むべきだったなあ。好きな作家のひとりになりました。

自分の好みの傾向として何故か
映画は男性的な表現が好きなんですが、
本に関しては女性的なものが好きです。
耽美とかロマン的なものが特に好き。

鏡花の表現はロマンチックとグロテスクなものが共存していて、そのバランスが好きです。
グロテスクも過剰すぎず、匂わせる程度な塩梅が絶妙で良いなーと思います。
やや江戸川乱歩っぽいフェティシズムと申しますか、、だからグロテスクが入るのかなあと。
そういうの、入れたいんだよね、それ含め美しいと思うんだよね。みたいな強引さが素敵です。

短編集でしたが、
歌舞伎の演目にもなった「高野聖」、
「滝の白糸」の原題の「義血俠血」、
「歌行燈」、「外科室」あたりがとても好みでした。

特に好きだったのが「歌行燈」。
最初は「東海道中膝栗毛」ファンのお爺ちゃん2人が弥次喜多道中を辿ってみるミーハー旅の話かと思ってましたw
が、ちょいちょい入る憂が実は伏線だったのか!
と最後までのストーリー展開が超面白かった。
喜多八のうどん屋さんのシーンも染み入る寒さが伝わってくるようで、、良かったです。
内容は100パーセント理解できた訳ではないけど、表現の美しさに魅せられて読みきってしまった、という感じです。
これも何回か読み返したら分かることもあるのかな。またトライしてみたい作品です。

まだまだ鏡花作品はありそうなので読んでみたいです。