先日、古本カフェのリチルさんでこの本を購入しました。
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元NHKアナウンサーの磯村尚徳さん、俳優の永六輔さん、映画監督の山田洋次さん、イラストレーターの和田誠さん、タレントの欽ちゃんこと萩本欽一さん、フランス映画社副社長の川喜多かしこさん、歌舞伎役者の坂東玉三郎さん、作家の池波正太郎さん。

そうそうたる顔ぶれです。

さすが淀川さんの周りにも凄い人が集まるんだなあ。

淀川さんから、黒澤明さんについて勉強するようになったり、繋がりから興味を色々持ち始めました。

この本を読んで面白かったのは、
・永六輔さんが7人の侍のオーディション受けてたこと。(しかも勝四郎役❣️タイムリーでウケたw)

・和田誠さんの息子さんは私が大好きなトライセラトップスの和田唱くん。同じ歳だけど、当時生まれたばかりの息子について語るところが楽しかった(^^)
ちなみに奥様は平野レミさんですが、淀川さんが奥さんは料理作るの?という質問を、、

・川喜多さんはミニシアター系映画の配給の元祖みたいな方で、岩波ホールの高野悦子さんについても触れられてました。先日みたヴィスコンティ「家族の肖像」の配給・公開に尽力されたお二人のようです。なんとなくパンフレットを買って高野さんが気になっていたので、これもタイムリー。

・欽ちゃんがスイスまで出向き、粘りに粘ってチャップリンに会えた話。

他にも池波さんの舞台の脚本についてなど色々と楽しい内容でした。
淀川さんは、賑やかして茶化して、その方の本質を自然に引き出される方に思います。

他にも永六輔さん、山田洋次監督、坂東玉三郎さん、黒澤明監督がコメントする動画も見ていて、
特に印象に強く残ったのは、坂東玉三郎さん。

前々から美しい方だなあ、と思っていたのですが
もう、白く発光してるかのような輝きで
整ったお顔立ちですが、顔の美醜とか超越して
美しいという感じがします。

それで、玉三郎さんのインタビュー動画も見てみたのですが、
それは「努力」について語られてましたが、なんだか背筋がゾッとするほどの怖さを感じました。

以前にも同じことを他の方にも感じたことがあります。

とても優しい笑顔なんですが、内に壮絶な覚悟みたいなものが肚に1本立っている感じです。
それだけで、何とも言えない凄みがあります。
悲壮感じゃなくて、やってきた人にしか言えない厳しさのような。。
私にはまだまだそこが足らなくて、それを怖いと感じ、目を背けたくなる瞬間もあります。

でも、きっと役者だから、とか、特別な人だから、ではなく、人間は本来こう生きるべきなのだろうなと本能的には感じます。
文字通り、命がけで生きる。というような。
昔は現代みたいに安心安全ではなかったから自然にそうだったんだろうけど。

徹底的に生きてきた方は背中に説得力があるなと思うんです。
怖くて怖くてたまらないんだけど、目を背けきれないのは、自分もそうなりたいんだろうなあ。。

人知れず些細なことも疎かにしない毎日の積み重ねなのでしょうね。
玉三郎さんが仰ってた日々の行い、「行」について、もう少し省みてみようと思ったのでした。