【マドリード(スペイン)21日】ブラジルW杯得点王でコロンビア代表を初の8強に導いたMFハメス・ロドリゲス(23)が、ASモナコ(フランス)からスペインの名門Rマドリードに移籍することが決定的になった。マルカ紙など地元メディアが21日に一斉に報じた。移籍金は8000万ユーロ(約109億6300万円)。ベイル、C・ロナウドに次ぐクラブ史上3位の高額移籍で、22日にも入団発表が行われるという。

 1次リーグ第3戦で華麗なループシュートを決めて日本を奈落の底にたたき落とすなど、W杯6得点で一躍世界に名前を売ったロドリゲスが、スター軍団に加わる。

 レアルは、17日にドイツのW杯制覇の原動力となったMFクロースをバイエルンから獲得したばかり。移籍金は2500万ユーロ(約34億円)とされた。その3倍以上の額で超新星まで獲得することになった。マルカ紙によると、契約期間は6年で、年俸は700万ユーロ(約9億5900万円)。背番号は「10」が用意されているという。

 既に、W杯でスーパーセーブを連発してコスタリカを初の8強に導いたGKナバス(レバンテ)の獲得も内定済み。まさに「新銀河系軍団」と言える布陣になる。2000年代前半にかけフィーゴ、ジダン、ロナウド、ベッカムを相次いで獲得。超豪華メンバーを並べ「銀河系軍団」の異名を取った。近年はライバルのバルセロナに押されることも多かったが、昨季はトットナムからベイルが加入したこともあり、欧州CLで通算10度目の優勝を達成。黄金時代再来を印象づけた。

 契約条件は以前から決定しており、このほどクラブ間でも合意。甘いマスクの得点王が、C・ロナウドらと一緒にピッチに立つ日は近い。

 ◆ハメス・ロドリゲス 1991年7月12日、コロンビア北部ククタ生まれ。23歳。07年に2部エンビガードでプロデビュー。ポルト(ポルトガル)を経て、13年にポルトガルリーグ史上2位の高額移籍金となる4500万ユーロ(約62億円)でASモナコに5年契約で加入。11年10月のボリビア戦でフル代表デビュー。ブラジルW杯では史上3人目となる大会初出場から5戦連続ゴールを記録し、計6点で得点王になった。181センチ、78キロ。