ある日、会社が参加しているイベントがありまして


そのイベントには社員がスタッフとしてほとんど出席します。


他の会社で健康器具を扱ってる所がいて、

そのフットマッサージ機が気になって仕方がありませんでした。

コーナーがウチの会社の近くにあったので
私はずーっとそのマッサージ機を無表情で見てました。



愛子「じー。(・ω・)」



すると木下さんが

木下「鈴。あれやりたいの?」

愛子「あ…イヤ!!別にそんな…」







何で分かったんだ…(・・;)

そりゃ見てりゃ分かるだろ。
と思うでしょうけど


この頃私は皆と打ち解けてきてはいたのですが口下手が抗して、

「何を考えてるか分からない不思議ちゃん」

のレッテルを貼られていました。


なので

照れてる時に「怒ってる?(◎-◎;)」と聞かれたり


落ち込んでいる時に「眠いの?」とか聞かれたり…



それはもう表情が乏しいイタイ子でした(^▽^;)


「あ~。そうだよなぁ。こんな無表情な私は扱いにくいよなぁ」と

私は半ば諦めてたんですけど


それを木下さんはことごとく言い当ててました。






当てられる度に木下さんは凄いなぁと感心してました(°∀°)





木下「暇だしやりにいこうよ('∀'●)」


愛子「え!?イイんですか!?」


木下「大丈夫大丈夫(^O^)
ほら。野田部長も眼鏡見てるし」


愛子「え・・・?」





って、



野田部長~!!

働けよアンタ!!




背中を押されコーナーに行くと

担当の人が使い方を説明してくれました。

立ちっぱなしだったので

あまりの気持ちよさに眠気が…(´∀`)ぐぅぐぅ

木下さんは「うんうん」と説明を聞いていて…



突然担当の人が




担当「夫婦ですか?」





愛子「なっ( ̄□ ̄;)!!」

夫婦!?夫婦となオッサン!((((((ノ゚⊿゚)ノ


思わず眠気もぶっ飛び(笑)

愛子「違…あせる

木下「イヤイヤイヤイヤ^ロ^;ないですよあせる







ないですよ


よー



よー



よー
(エコー)











(・・)












ズキン…









ちょっとぽかーんとしてると

木下「ね?鈴!」


愛子「あ…はい!!(^O^)」





なんかやだ。


イライラする。












モヤモヤを頭の隅に残しつつ
忘年会の日になりました。

席がクジで決まると聞いて私は帰りたい気分でいっぱいでした( p_q)


知らない人と2時間も話せないよ~!!

やだよ~!!


とチキン発言を心の中でしつつ席に座ると

運が良かったのか近藤さんと先輩Aさん(以下:飯田さん)と一緒になりました。




社長の長い乾杯の音頭が終わり

女子社員は次々と上司や先輩のビールをつぎに。



あまりの早さに私はポツン。

ま。いっかと思い料理を食べていると

飯田さんが戻ってきました。

飯田「あー疲れた。」


愛子「私しなくて良かったんですか?」

飯田「あー!!いいよいいよ!!私たちと楽しく飲もう(`∀´)」



あぁドキドキなんていい人だぁラブラブ!
惚れてまうわぁドキドキ



ふと気付くと近藤さんの姿が見当たらない。


愛子「あれ?近藤さんは?」

飯田「あれ?ほんと。あのコの部署人多いから時間かかってるんだよ(´∀`)」

愛子「あー。」

そう言いながら、回りを見渡すと、






あ。近藤さん発見。






てか・・・・・・・






木下さんの隣、陣取ってんじゃん!!





はやっ!Σ(・ω・ノ)ノ!

その上


距離近い!!!












・・・・・・・むぅ。









なんかヤダ。






またやっぱりヤダ。






むぅっと膨れてると社長秘書の桜田さんが

桜田「もうっ!鈴ちゃん飲んでる!?そんな顔膨らましてどうしたのっ!」

愛子「あ・・・・いや(;´▽`A``」


桜田さんは社長秘書にふさわしい顔美人&性格美人の人でした。

私の事をいつも気にかけてくれていて相談とかもけっこう乗ってもらってました。


桜田「はい!あ~ん!これ食べて元気出して!!!」


そこには巨大唐揚げ。


愛子「でかっ!!」

桜田「ほら食べて!!ほらほら!」

あ。あととても男らしい方です。


むりやり食べさせられて口をむぐむぐしていました。



なぁ~んか木下さんと近藤さんが気になってチラチラ見ていると





桜田「鈴ちゃん・・・・・・・」

愛子「はい?」

桜田「木下さんの事スキでしょ。」




愛子「はい!?」












愛子「イヤイヤイヤイヤイヤ!!!」

桜田「い~んや好きだね!!」

愛子「確かに木下さん綺麗な顔してますけど先輩にしか思ってませんよ!!」

桜田「ほんとぉ~?近藤さんとあんなシーン見せられてヤキモチしてんじゃないの?」




あぁ~・・・・・・飯田さんが席はずしてるのが唯一もの救い。


愛子「ないですよ!!」

桜田「しっかしあのコやるわねぇ~。鈴ちゃんんもあれぐらい積極的になんなきゃとられちゃうよ!!」

愛子「だぁ~かぁ~らぁ~!」










ん?でも・・・・・・



モヤモヤしてたなぁ。。。。。




もしかして・・・・

イヤイヤ!!まさか!!
イケメンだし、優しいから、ちょっと勘違いしてるだけだよ!!

うんうん!









でも・・・・・・やっぱりあのシーンを見るのはイイ気分じゃない・・・・・。







愛子「やっぱり・・・・好きなんですかねぇ~・・・・」

桜田「そうよ!!やっと認めたわね!!!」

愛子「そうか・・・・・好きなんだぁ~・・・・でもまだ気付かないフリしとこっと!」

桜田「なにそれ!!!意味わかんない!!」

愛子「いやぁ・・・私今恋愛休暇中なんで。」

桜田「なんだそれっ!!(`ε´)ダメよ!そんなの!もったいない!!」

愛子「いや、私突っ走ると暴走しちゃうんで、今は制御しときます」

桜田「なにそれぇ~ほんと小心者ねぇ」














でも・・・そうか・・・・・好きなんだぁ。



うん。確かに。



最初は顔にビビビっときたけど、

それ以上に私を理解しようとしてくれてたし、優しいし、気が利くし・・・・・・。



あんまり、出会った男の子でこんな人いなかった気がする。




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