絵本の読み聞かせには「言葉の発達」に良いとされているのは周知されていますが、ある研究で運動能力の発達にも影響があることが分かりました。
なぜ、運動能力にも影響があるのか?
脳は「言葉だけ」では動いていない。
絵本を読み聞かせをするときの子どもの脳では
- 音を聞く
- 絵を見る
- 内容を想像する
- ページをめくる
- 感情を共有する
このように乳幼児の脳は「言葉」と「運動」を司るネットワークが近いところで起こっています。
言葉を覚えると同時に運動能力の発達にも影響を与えるのです。
まねる力が育つ(ミラーニューロン)
物語の中で
「うさぎがぴょんぴょん」
「たぬきがぽんぽこ」
「へびがにょろにょろ」
などを聞くと乳幼児の脳の中では動きをシュミレーションするような活動が起きています。
これは神経細胞の「ミラーニューロン」というものです。
他人の動きを観察し実際に動いているかのように脳内で活性化しているのです。
そして、実際に同じ動きをしてみたりと粗大運動(走る、跳ぶなど体を大きく動かす運動)をし運動能力が発達します。
微細運動(手先や指を細かく使う動き)の発達
読み聞かせには、
ページをめくる
絵を指差す
小さな絵を追う
仕掛け絵本を触る
など、手や指先を使って細かな運動をします。
これらを微細運動といいます。
微細運動は手先の功緻性や将来の書字能力、手と目の協応に繋がります。
このように絵本の読み聞かせには、言葉を覚えるだけではなく運動能力も発達するのです。

