現在入院中の大じじですが、先日病院からこんな電話が。

「あの…おじいちゃんちょっと大きな声を出してしまって、
今個室に空きがあるんですけど、すみませんが移動していただいて
かまわないでしょうか?」

ああまた帰りたいって騒いじゃったのかなぁと病院へ行ってみると
血まみれのシーツやパジャマを替える看護士さんの姿が。
えええ一体なにがー!?と思いたずねると、自分で
点滴の針を引っこ抜いてしまったのだという。
しかも、2回目。
看護士さんによると、やはり認知症(痴呆症)がかなり進んでいて、
夜になると特にわけがわからない状態になってしまっているらしく、
自分がどこにいるかとかもわからないから、腕に点滴がついている
こともわからず、「なんだこれ、邪魔だなー」と引っ張る→流血。
ということになるらしい。

私はだいたい毎日昼間に会いに行くんですが、そのときは
とてもしっかりしていて、私の持ってるデジカメを見て

「今はカメラも小さいんだなぁ。それはキャノンか?
キャノンは最初「観音」だったんだ。でもそれをアメリカさんが
キャノンってまちがえちゃったんだよなぁ…。」

なんて89へぇくらいの話をしたりすることもあるんですが、
やはり誰もこない時間帯はさみしくなってしまうらしく、
大ばばを呼んだり、お腹がすいた、ごはんがない(今点滴のみなので)
と叫んだりしてしまうらしいのです。
そういう症状をいわゆる「まだらボケ」と呼ぶんですが、
なにせまだらなのであまりお見舞いに来ない人の場合は
しっかりしている部分しか見てなくて、いざ退院してみたら
びっくり!なんてことも多いんだそうです。

病は気から、といいますが、大じじはたまに意識が数年前のまだ
元気だったころに戻ってしまうことがあって、そういうときは
とても口調がハッキリします。ふだんムニャムニャとしてて
何を言ってるのか聞き取るのが大変なのに、そういうときは
普通の速さではっきりしゃべるのでびっくりします。

今日は夕方に担当の先生とお話しすることになっているので
今回の発熱の原因とか、(たぶん誤嚥だろうとのことだったんですが)
血液検査の結果がでると思うので、あとでまた追記するかもです。
今月28日で90歳になる大じじ、誕生日までに退院できるかな?


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追記です。

みなさまご心配をおかけしてすみません

大じじの発熱の原因はやっぱり「誤嚥」(ごえん)というやつで、
食べたものが気道に入ってしまって、通常ならむせた拍子に出るはずのものが
肺の奥に入ってしまい、そこで炎症がおき、肺炎のような状態になっていた
ようです。咀嚼がうまくできなかったり、飲み込む力がなくなってくると
起きやすいようで、今後は食べ物を離乳食のようにする必要がありそうです。
それでもまた誤嚥を起こして入退院を繰り返すようなら、
お腹のあたりに穴を開けて、直接胃に流動食を流し込む
「いろう」と呼ばれるものをつけることもあるそうです。
(ただそれは本人の意思や家族の意向にもよる、ということでした。)

また前回退院後に週1で貧血改善の注射を打っていたのですが、
やはり週1じゃおいつかなかったようで、輸血をするかもしれないから、
と同意書にサインを求められました。
便の検査の結果特に出血は見られなかったので、初見のとおり
ビタミンB12の欠乏による貧血ということでまちがいなさそうです。
(相変わらず胃カメラは断固拒否・笑)

今はまだ微熱があるので、それが下がってある程度まで貧血が
回復したら退院ということになりそうです。
そのあとはもう通院は難しいので訪問看護のお世話になる予定です。

退院までにベッドを今のものより高さの調節が細かくできるものに
替えたり、床ずれ防止にエアマットという浮き輪みたいに中に空気が
入ったベッドパッドを敷いたり、とちょっと忙しくなりそうです。
こういう介護用品は購入も出来ますがレンタルが手軽です。
↑のベッドとエアマットで1ヶ月2000円程度。
もちろん介護保険が適用されるからですが、本当に助かります。
こういうものの手配やレンタル会社の紹介なんかはケアマネジャー
という方に相談するとすぐにやってくれます。
市の福祉課に相談する、ということもできますよ
頼れるところはどんどん頼ろう~!!
ということで、がむばりまいける