Netflixで『マザー』を観ました




  ​ストーリー


男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた女・秋子。シングルマザーである彼女は、息子の周平に奇妙な執着を見せる。周平に忠実であることを強いる秋子。そんな母からのゆがんだ愛の形しか知らず、それに翻弄されながらも、応えようとする周平。周平の小さな世界にはこんな母親しか頼るものはなかった。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた”絆”。それは成長した周平をひとつの殺人事件へと向かわせる。2020年




17歳少年の「祖父母殺人事件」をもとにした作品です

とても辛い内容でした

これが実話だというから余計に辛い

こんな毒親が、やっぱりいるんですよね

以前に視聴した『あんのこと』の杏と同じで

息子じゃなくて娘だったら、売春を強いられていたかのかもしれないと思いました


母親は自分が働くということはなく

息子に金の無心をさせる

盗みをさせる

お金を得るために嘘をつかせる

強盗殺人事件を命じる


お金はパチンコ、ゲーセンに使い

そしてゆきずりの男に依存

ろくでもない母親なのである

息子の周平は、頭の中で悪いことだとわかっていても

結局は母親に従ってしまうんだなぁ


これはもう完全に心理的にコントロールされてしまって支配されてる状態である

言う通りにしなかったら、母親に捨てられるという

幼少期からの心理状態が影響しているようです


小学5年生?の時から学校には行っていないみたいなので、本当に母親とだけの世界でしか生きてこなかったから

その小さな世界しか知らなくて社会から孤立した状態では母親に従うしかなく、助けを求める術も解決する術も知らなかった


途中福祉支援が入り、住むところも与えてもらってフリースクールに通って意欲的に勉強していたのに、借金取りから逃げるためにその環境も手放さなくてはいけなくなった


せっかく手にした学ぶことを諦めなければいけない周平はとてもかわいそうだった

『俺はここにいたい、学校へ行きたい』と自分の気持ちを言えた周平でしたが、

母親に、あんたは嫌われてる、目つきが気持ち悪いって言ってた、あと臭いってと

嘘を吹き込む


そしてそれを信じてしまったんだな

そうやって孤立させて支配する

もうマインドコントロールそのものですよ


周平には冬華という異父妹がいる

ゲーセンで出会ったホストの遼との子どもである

周平は幼い妹の面倒をみて

絵本を読んであげたり、公園で遊んであげたり

可愛がっていた


そのかわいい妹は人質にとられていたようなものだった

とうとう母親に命じられ強盗殺人事件まで

あんたがやんないと冬華死んじゃうよと言われて


どうせパチンコに使うんですよ?


決して自分では手をくださない


周平が逮捕されても母親は

祖父母を殺せなんて言ってませんよ

としらをきって罪を周平になすり付けた


周平は、母親を庇い結局は全部の罪を被ってしまった

そんな時でもお母さんが好きと言う

自分がいなかったら母親は生きていけないと

シーンの中でもありましたが、共依存状態でした


裁判が始まる前に、まずマインドコントロールを解いてあげてほしかった


懲役12年

とても重い判決

実際は懲役15年らしい


どれくらいで出所できるのか、もうしているのかわかりませんが

出所してもこの母親には関わらないように、専門家でケアしてほしいと思いました


母親役は長澤まさみさん

イヤな役でしたが、体当たりの演技は素晴らしかったですキラキラ


大きくなった周平を演じたのは奥平大兼さん飛び出すハート

このマザーがデビュー作で、演技未経験で数百人の応募者の中から抜擢されたということに驚きました


表情とか目の演技とか

初めてとは思えないくらいの演技力でした

まだお若いので、これからが楽しみな俳優さんですねニコニコ