5月4日土曜日
ナッシュマルクトの蚤の市を1時間ちょっと覘いた後、オーストリアの隣の国スロバキアまで行ってきました。
ウィーンからスロバキアの首都ブラチスラバは電車でもバスでも僅か1時間程度で行けてしまう距離なのです。
ヨーロッパの中では最も首都同士の距離が短いそうです。
バスだとブラチスラバの旧市街近くまで行くそうなのですが、今回の旅行で酔い止めを持って行くのを忘れてしまったのでバスは却下。
路線バスなら大丈夫なのですが、長距離バスは酔うんです。
自分で運転している以外の車は基本的に車酔いをするし、電車で逆向きの座席や乱気流の中を飛んでいる飛行機でも酔うのでいつもは酔い止めは必ず持って行くのですが
今回は葛根湯を忘れなかった代わりに酔い止めを忘れました…
という事で、電車で行く事に。
ウィーン中央駅の券売機で「ブラチスラバチケット」なるものを購入。
そんなこんなで予定外の時間が掛かってブラチスラバのペトルジャルカ駅にやっと到着。
ペトルジャルカ駅から旧市街へはギュウギュウ詰めの路線バスで移動です。
荒っぽい運転の満員バスの中で必死に掴まりながら、旧市街へ。
この時点で既にぐったりでしたが、旧市街の中に足を踏み入れたら疲れも吹っ飛びました!
裏道探検好きにはたまりません。
お天気も最高!
カフェの建物の向かいに立つ受胎告知教会(GoogleMap先生に教えてもらいました)
時計台に登れるようなので旧市庁舎へやって来ました。
建物の外には沢山の人が居たのですが、旧市庁舎の中は他に見学している人がおらず、ほぼ貸し切り状態でした。
Paulくん!後ろ!後ろ!
ピンクの外壁が可愛かったです。
ブラチスラバの街中には様々なオブジェが溢れているのですが、どれも記念撮影をしている観光客が沢山いて私はほとんど写真が撮れませんでした。
ブラチスラバもトラムが走っているのでGoogleMap先生頼りで移動に使ってみました。
ブラチスラバといえば、有名なのが青の教会。
パステルなブルーでとても可愛らしい外観の教会です。
教会の中へは朝と夜のちょっとしか入れないらしいので外観だけでも見られたらいいやと思っていたのですが…
たまたま結婚式が行われていたようで、新郎新婦と参列者が出てきた後、中を見学することが出来ました!
中もパステルで可愛い♡
ドイツのマインツのシャガールの青の教会とは全く雰囲気が異なり、こちらはとにかくパステルブルー。
ステンドグラスも可愛い。
青の教会近くの何の建物かわからない建物も素敵。
トラムに乗ってブラチスラバ最古の教会、聖マルティン教会へ。
後ろにちょこっと見えている緑の尖塔が聖マルティン教会で、手前がペスト記念柱だそうです。
近くにはシナゴーグの記念碑などもありました。
聖マルティン教会の中。
敬虔なカトリック教徒が多いのでしょうか?
祭壇の前で片膝を曲げてお辞儀をしている方が何人もいらっしゃいました。
旧市街の端っこから近代的な建物が見えました。
UFOのような建物はレストランになっているそうです。
裏道も素敵。
聖マルティン教会近くの裏通りの建物の中へ入って行くと隠れ家的なカフェがありました。
中庭の席も素敵だったのですが、日光がバンバン当たる席しか空いておらず日射病になりそうだったので店内の席にしました。
日本のようなアイスコーヒーってヨーロッパではあまり見掛けないのですが、ブラチスラバで試しにアイスコーヒーを頼んでみたらアイスカフェオレが出てきました!
コレコレ!ちょうど飲みたかったやつ!
そして、ここでもやはりお水のグラスも一緒に提供されました。
こちらのカフェでのんびり過ごそうと帰りの電車の時間と駅までのバス時間を調べたら、そんなに優雅に過ごしている時間ありませんでした(笑)
GoogleMap頼りにバス停へ行ったら乗り場が沢山あり、ウロウロしていたら他にも同じ様な人が居て、そんな我々に親切な紳士がバス停を教えてくれました。
その後、その見知らぬ者同士3人で一緒にバスに乗り、駅に着いてからホームまで一緒に爆走しました。
ブラチスラバ素敵な所でした。
地元の若者はとってもオシャレだし、ブラチスラバ自体はとても平和でしたが
でもスロバキアはオーストリアと反対側はウクライナの国境に面していて、すぐそばの国では戦争が起きているんだよなと複雑な気持ちにもなりました。
先日はスロバキアの首相襲撃事件がありビックリしました。
観光しただけではその国のほんの僅かな一部を見ただけなんでしょうね。
ウィーン観光最終日に続く…