ミュンスターの後、私の旅はまだまだ続きます。

(というか、ここからが長いです 笑)


ミュンスターでは日本テディベア協会の方々、他の日本人の皆さまには大変お世話になりありがとうございました。

 

皆さんとの夕食を楽しんだ翌日4月29日(月)にデュッセルドルフ空港からウィーンへ!

実はミュンスターからデュッセルドルフ空港への移動なのですが、

ミュンスターからの電車の遅延で当初乗り換え予定だった空港行の電車に間に合わず

どうやらその駅から空港行の次の電車は約1時間後…

なので一旦デュッセルドルフ中央駅へ行き、そこから近郊線に乗って空港へ向かう事に。

 

それがですよ、デュッセルドルフ中央駅に着いたのはいいのですが空港行の電車がなかなか来ない!

電光掲示板を見ると、どんどん遅延時間が延び、一体いつ電車がやって来るのやら。

私は時間にゆとりがあったのでのんびりと待っていたらオランダへ帰るという母娘に声をかけられました。

やはり同じ様に遅延やら何やらでデュッセルドルフ中央駅に辿り着いたものの、

空港行の電車はここで間違えないか?

と、

買ってた電車のチケットと違う電車に乗るけどチケットを買い直さなきゃいけないのか?

などなど質問されました。

確か、遅延や運休が多いドイツでは目的地が一緒なら買ってたチケットでそのまま違う電車でも大丈夫とネットで読んだ事があったので、

原因は遅延であなたのせいじゃないから多分買い直さなくて大丈夫だよと答えておきました。

そういう私も当初の予定と違う電車に乗っている訳ですし。

(今考えると不確かな情報で堂々と大丈夫って言っちゃったけど、本当のところはどうなんでしょう)

それで、その母娘と一緒にホームで待っていてもまだ電車は来ず。

オランダ行のフライト時間が迫っているとかで物凄く焦っていました。

なんやかんやで、40分以上遅れでやっと空港行の電車が来てその母娘と一緒に乗り込み空港へ向かいました。

空港駅に着いたら先程の母娘は急いで空港へ向かって行きました。

 

で、結果論なのですが…

元々の乗換駅で1時間程次の電車を待っていた方が疲れもせずに早く空港へ着いたかもしれないという事でした笑い泣き

ちゃんちゃん。

 

飛行機に乗ってしまえはウィーンまではあっという間!

離陸前にウトウトして着陸の衝撃で目が覚めるっていういつものパターンです。

 

ウィーンではU4(地下鉄)の終点ハイリゲンシュタット駅を出てすぐのアパートメントホテルを予約してました。

 

なんと、ここのチェックインでもカードキーがなかなか発行されないというトラブルがあったのですが、

そちらはThreadsに実況中継的に書き込んだのでお暇な時にでも読んでみてください。

 

本当はチェックインしたらアパートメントすぐ隣にあるスーパーマーケットへ買い出しに行ったり

建物内にあるコインランドリーで洗濯をしたかったのですが

アパートメントに着いてから2時間程経ってからやっとカードキーが発行された為、部屋から出る気力体力がなくなってしまい

その日は日本から持って行っていたフリーズドライのにゅう麵を食べて過ごしました。

 

翌朝

駅構内のパン屋さんの売店でサンドイッチを購入してきました。
 
無事洗濯も出来ました。
ただ、洗濯をするのに専用アプリをダウンロードして最初に料金をチャージしないと使えないという、ちょっと面倒なシステムでした。
しかもアプリで使いたい洗濯機の番号(洗濯機それぞれに番号が貼ってありました)を選択してクリックして、
その洗濯機のスイッチを入れて洗濯モードを選択するという…
ちょっとイラっとしたのが、洗濯機が置いてあるランドリールームは携帯の電波が入りづらく
アプリを操作する為にいちいちランドリールームから出て電波を探さないといけなかった事です。
サンドイッチを食べて身支度を整えている間に洗濯して乾燥機にかけて乾ききらなかった洋服たちを部屋に吊るして…

 

いざ出発

 

観光初日に絶対行こうと心に決めていた美術史美術館へ!

ワクワク
 

建物自体もなんて素晴らしいのでしょうキラキラ

もうこの階段だけで一体何枚写真を撮った事でしょうか。

 

そして一番の目的はブリューゲルのバベルの塔

ずっと本物を見てみたかったのです。
こちらの絵の前は常に人も多かったのですが、タイミングよく真ん前で写真を撮る事が出来ました。
その後も右側からじっくり観察したり、左側から隅々まで見たり…
バベルの塔の前だけでもかなりの時間を費やしました。

 

おぉ!アルチンボルドの夏!

この他に「冬」「火」「水」もありました。

美術の教科書でアルチンボルドのこの様々な物を組み合わせて人の顔を表現する手法を見た時は衝撃的でした。

そして実物だからこそ見える細かなタッチ!素晴らしかったです。

 

その他にも沢山教科書で見た事がある絵画もあり、とても見応えのある美術館でした。

 

キャンバスに描かれたものだけではなく、建物にもクリムトの絵が描かれていたり、何時間居ても飽きませんでした。

(実際5時間以上滞在していても全部周りきれなかった私)

 

 

美術史美術館内にある「世界一美しいカフェ」と呼ばれているカフェ。

本当に美しい!

 

天井も素敵~。

 

カフェではApfelstrudelとWiener Melangeをいただきました。

私のテーブルエリア担当の給仕さんがすっごく素敵で天井と給仕さんを代わる代わる眺めて過ごしてしまいました。

 

日本語音声ガイドを聴きながらじっくりと見学していたら

あっという間16時位になってしまい、次の目的地へ。

 

ウィーンは裏道も綺麗。

 

ミノリーテン教会の最後の晩餐を見て来ました。

イタリアにある最後の晩餐の複製品ですが、本物より色鮮やか。
(いえ、本物は見た事がないんですが)
本物は絵の下の部分が切り取られてしまっているそうなのですが、こちらの複製品は全てが残っています。
ナポレオンが作らせてパリに持ち帰る予定だったそうなのですが、こちらが完成した時には既にナポレオンは皇帝ではなくなってしまい
マリアテレジアの孫にあたる人だかが買い取って現在ウィーンにあるそうです。
イタリアの本家本元の最後の晩餐は予約をしないと見られないそうですが、
こちらの最後の晩餐は貸切状態でゆっくりのんびり見学する事が出来ました。
 
ミノリーテン教会から歩いて次はショッテン教会へ。
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天井画が素晴らしいらしいのですが、鉄柵があり奥まで入る事は出来ませんでした。
 
ショッテン教会近くにある美しいパサージュへ。
中央にある噴水(?)
彫刻の高さは6mもあるそうです。
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写真に残してなくて残念なのですが、ここは六角形のアトリウムになっていてここから見上げるとまた素敵でした。
 
ショッテン修道院の建物に囲まれた緑地帯がビアレストランの外席になっていて皆さんビールを飲んでいました。
コーヒーだけはダメかなって覗いていたらお店の方にコーヒーだけでもいいよって言われたのでこちらで休憩してきました。
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トラムなどもありますが、結構歩いて周れるので気が付けばかなりの距離を歩いていました。

明るいけどすっかり夜になっていたのでU4でハイリゲンシュタットへ戻り、ホテル隣のスーパーマーケットに寄って食材を買って帰りました。
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海外のスーパーマーケットって楽しいですよね。
 
ウィーン旅はまだまだ続く…