《人を育み、サポートするコツ》No.5896

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

人を助けるのをやめ、寄り添うことで、
相手（自分）の自主性が育まれていく。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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毎週土曜日の朝、お互いの話を聴き合う
”共感サークル”という場を仲間と設けています。

過去、塾に参加された方も含め自由に参加でき、
”聴き方”や”在り方”を毎週学ぶことができます。

４５分のこの時間には毎回、感動があります。

人間を理解することの大切さを知る前、
僕は解決方法やアドバイスを相手に言わずに
現実が変わるとは思っていませんでした。

そのため大切な人が困っていると思えば、

相手の不快を取り除く為に何かしようと、

相手の状況を理解するために情報取集したり、
アドバイスをしたり、元気づけようとしました。

それでうまくいくときはいいのですが、

自分が相手の不快を取り除こうとすると、

アドバイスしているのに相手は反発したり、
聴いたフリで同じ事を繰り返しました。

何が人をサポートすることなのか
良く分かっていなかったのです。

変わらない相手に憤りを感じたり、
関係性そのものがおかしくなるなど、
身近な人ほど共依存の関係性になりました。

この繰り返しを終えるきっかけは、

”困っている相手を自分が助けるのではなく”、

相手が自ら意欲を持ち、
自らの意志で選択、行動するのを
見守るスタンスで関わり続けたときでした。

人は良い悪いなく話を聴かれることで、
自分の内側に何が起きているかを”理解”していきます。

自己”理解”が進むと”整理”されていき、

整理されると何も解決されていなくても、
その人の内側に”安心”が生まれます。

焦ってうまくいかないのは皆知っています。

この心身がホッとする
安心の感覚がすごく大切です。

危機感や混乱した状態で考えると、
闘う逃げるという生存本能に乗っ取られ、

会社を辞めるか続けるか、言うことを聴く聴かないなど
答えが二択になり人は”知性”や”創造性”を失います。

混乱した相手にアドバイスをすれば反発するか、
言うことを聴くだけの子ども（部下）になります。

もしくはフリーズし動けない子ども（部下）を
抱える現状を自ら作り出すこともあります。

人は心身に”安心”をしっかり感じると、
内側から”意欲”が湧くようになっています。

意欲が湧いた相手との間に信頼関係があれば、
相手はこちらの話に聴く耳を持ちます。

こちらのアドバイスを受け入れる、
受け入れないの”選択権が相手にあれば”、
相手は自ら“選択”し”行動”していけます。

わたしが相手を助けるのではなく、

その人自身が自分の人生を切り開いていく。

それが共依存の関係ではない、
健全に相手をサポートし、
人の自主性を育むことだと思っています。

ただこれを知っただけでできる訳ではありません。
”知る”、”できる”、”身につく”は違います。

自分の”在り方”、”聴き方”、”伝え方”を
一つ一つ何年もかけて見直し練習する過程で、

自分や身近な家族の
心も身体も変化していきました。

今もできる、できないを繰り返しながら、
相手に寄り添える自分でいたとき、

パートナー、子ども、部下との関係性、
現れる現実、結果が劇的に変わるのを実感します。

そして、

共依存、反発、停滞の関係性を終えたとき、
お互いの違いを活かし合う真の関係性が始まると
実感しています。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
世界が、平和で幸せでありますように。