《自分を守り育むコツ》NO．5890

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

わたしがわたしに優しく接することで、
わたしは自分にも、人にも優しくできる。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日は３回目のみんなの学校。
午前と午後で２つのクラスがありました。

今年から参加された２人の方が、

周りの人から変わったと言われる、
と話してくれました。

何を言われたのかＡさんに聴いていみると、

「友達に顔が穏やかになった、
　雰囲気が柔らかくなったと言われた」

と、話してくれました。

この３ヶ月でＡさんの内側で
どんな変化があったか聴いてみると、

「不快を感じる出来事があった時、
　自分の感覚や感情に氣づける様になり、
　不快な感情を後まで残さなくなった」

と、話してくれました。

Ｂさんにも話を聞くと、

「他のところで学ぶ仲間たちが、
　自分の変わり方にびっくりしていた。

　俺って、そんなに変わかったの？

　自分ではわからなかったので、
　何が変わったか仲間に聴いてみると、

　今まで言えなかったけど、
　不満や怒りが外に漏れ出していた。
　それがなくなった」と言ったそうです。

自分の内側でどんな変化が
あったかＢさんに聴いてみると、

「自分はこうすべきというのが強くて、
　そうでないと思うと怒りが湧いていた。

　そういう目で人を見ていることに氣づいた」

と、話してくれました。

人間は死ぬまで排泄する必要があります。
感情や感覚も死ぬまで動きます。

不快な感情を邪魔者扱いし、
それを無くそうする考えや行為は、

わたしは排泄しない、
トイレに行かないと言ってるのと同じ。

昔のアイドルの様ですね（笑）

“なくならないもの”を“なくそう”とすれば、

出来ずに苦しむか、
心身や人間関係に異常をきたします。

不快な感情に飲み込まれるでも、
怒りや悲しみを理性で抑圧するでも、
怒りを誰かに向け暴発させるでもなく、

不快な感情、感覚を客観的に観て、
優しく見守ること。

人はそうできるようになります。

そしてそれを意識の成熟と言います。

泣いている子が抱っこされ泣き止む様に、

わたしの不快な感情や感覚は
わたしに受け止められて落ち着いていきます。

幼い頃、側にいて欲しかった
苦しときは受け入れてくれ、
やりたいことを応援してくれる大人の様に、

わたしがわたしに優しく接することで、
わたしは自分にも、人にも優しくできる
ようになります。

昨日は自分の心の声を聴いて涙する男性、
ずっと怒っていた親をゆるせた女性、
ずっと受け入れられなかった自分を
はじめて受け入れることができた女性、

その人の人生の転機と
共にいられたことが幸せでした。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
世界が、平和で幸せでありますように。