《わたしが生きている意味に氣付くコツ》No.5887

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

両端の視点からこの世界を観たとき、
その真ん中にある真実に出逢う。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日の午前、信頼する知人にセッション
してもらい多くの氣づきがありました。

僕自身もセッションをするのですが、
してもらう立場になり氣付くことがあります。

この世界は観点を変えることで始めて
観えるものがあるように感じています。

例えば、

自分に”生きる価値はあるか？”
という自分視点からみている人が、

その答えに辿り着いたのを
僕はみたことがありません。

この世界はわたしにどんな役割、
価値を与えたのか？

自分からではない視点に立って
初めてみえるものだと思っています。

僕の場合、新城で行っている大地の再生や、

ネイティブ・アメリカンが自然から受け取る
在り方、学びがその視点を教えてくれました。

オーストリアの脳外科医、精神医学者であった
ヴィクトール・Ｅ・フランクル (1905 ‐ 1997) が

アウシュヴィッツ強制収容所の体験で書いた
『夜と霧（強制収容所における一心理学者の体験）』は、

全米の「私の人生に最も影響を与えた本」
ベストテンに入り、６０年以上に渡って
世界中で読み継がれています。

収容所でフランクルの父、母、妻、
周りの人たちが次々亡くなっていく中で、

フランクルは
「“生きる意味”というものが
　自分の立てた人生設計に沿って追求され
　実現されるものだとするなら、

　強制収容所の囚人たちには、

　そうした“意味”を追求する可能性さえ
　残されていなかった。」と言います。

フランクルが絶望の中でも生きる希望を
持ち続けることができたのは、
“人生から自分をみる目線”があったから。

ある囚人の
「生きていくことにもう何も期待が持てない」
という絶望の言葉に対してフランクルは、

「私たちが“生きる意味があるか”
　と問うのは始めから誤っている。

　人生こそが問いを出し、
　私たちに提起しているのだから。」

「人生に対して自分が何かを期待するのではなく、
　自分は人生から何を期待されているか？

　この転換によって、

　人生はいかなる状況においても決して
　無意味にはなりえないことが明らかになる。」

フランクルは生きる意味を
１８０度方向転換した視点、問いによって

人は自分に与えられた役割、
価値を思い出せると提唱しています。

僕らはいつ、どこに、
どんな親の元に生まれるか、

性別も、生まれ、死ぬタイミングも
自分で選ぶことはできません。

自分を超えた大きな存在、仕組み、
世界の意図によってこの世に生まれました。

その意図を人生から汲み取ることが、
わたしの生きる意味を知ることになります。

人間関係においても、

自分が相手をみる視点、
相手が自分をみる視点、

その真ん中に立って共の豊かさを願うとき、
共の幸せ、生きる道がみえてきます。

両端からあるがまま観て感じたとき、
人は真ん中にある真実に出逢う。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
世界が、平和で幸せでありますように。