《自分、子どもの心を育むコツ》No.5886

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

心は一段飛ばしには発達しない。
発達解題を理解し満たすことで育まれる。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日は、自分の前髪を
「カッコよくなると思って」と自ら切った
６歳の息子をまた美容室へ。

今年二度目の意味不明前髪ぱっつん（笑）

やんちゃに育っている息子ですが、

子どもは今、何を体験したいのか、
人の発達段階の眼鏡から見ることで、
子どもを理解できることがあります。

僕が子育てで参考にしている一つに、
アイデンティティという概念の生みの親、

エリク・Ｈ・エリクソンが提唱した
“発達段階”というものがあります。

これは僕自身が大人になってから、
自分の心の立て直しや、

アイデンティティの確立に
大いに助けにもなったものです。

エリクソンの発達段階は先生になる方は
教育者になる過程で学びます。

エリクソンの発達段階は、

「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」
「学童期」「青年期」「成人期」
「壮年期」「老年期」の８つに分かれ、

人間の一生で現れる心理的な課題や危機、
課題を達成する要素を年齢に応じて提唱しています。

生まれてから死ぬまでの人の課題を通して、
自分や子どもに今必要なものが見えてきます。

小学校で掛け算や足し算を覚えなければ、
中学で学ぶ連立方程式を解けないように、

人の心も一段飛ばしには育まれません。

僕の場合、幼児期の、人や社会との
関係性の発達課題が未完了だったため、

自分を愛することが大切、
人を信じる事が大切と頭で理解しても、
身体や心がついてきませんでした。

発達課題のたとえでいえば、
幼児期の子どもがティッシュの中身を
外に出す行動。

子どもは中にあるものを外に出し、
それに満足すると次は物を中に入れる、

それに満足すると物を並べる、積み上げる
と次の段階を体験していきます。

関わる大人が発達課題を知らないと、

ティッシュを外に出すのは良くない、
物を大切にすることを教えようとして、
必要なステップをとめてしまうことに
なりかねません。

ある保育園の先生から聴いた話ですが、

園児が机の中身を外に投げるのを見て

叱るのではなく発達課題を満たすために
ティッシュを出すおもちゃを園児に与え、

気が済むまでさせたところ、
机の中の物を外に投げなくなったそうです。

僕の場合、自分の発達課題に氣付き、
一段づつ階段を歩むことで、

「これが他ならぬ自分であり、他のものではない」

という自己の同一性、
アイデンティティの確立に向かいました。

人間という生命への正しい理解は、
心身を育み直すことへ、
大きく貢献すると感じています。

今日の話に関心がある方は

佐々木正美さんが書かれた著書

【子どもの心はどう育つのか (ポプラ新書) 】

こちらがおすすめです。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
世界が、平和で幸せでありますように。

いつも髪を切ってもらっている美容師さんが
大地の再生に大阪で参加したそうです。

その方が参加した理由は
「大地とつながらないと、
自分ともつながらないから」だそうです。

７月の新城フォレストガーデンでの
大地の再生は７／２７、２８、２９で行います。

ガーデン全体に人の血管の様な
風と水の通る水脈作りと、

先日の大雨で一部浸水した菌を使った
バイオトイレの修復を行います。

また７／２８、２９は３０年間、
自然農法をされている久野夫妻が来られます。

大地の再生、自然農法、パーマカルチャーを
肌身で感じられる三日間になると思います。

興味のある方は、ぜひお越しください。

【大地の再生のお申込み】7/27.28.29
https://chouseisan.com/s?h=7ee27a008a3f4035aef0860881ab18d0

【自然農法のお申込み】7/28.29

https://chouseisan.com/s?h=d6ed91782bbd469a9ee01fdd03570522

同時開催になりますので
どちらも参加、体験できます。