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【今日のコツ】
“何が大切か?(内)”を聴くと自主性が育ち、
“何をするか?(外)”を聞くと自主性は消える。
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人の自主性を育てるには?
多くの社長さんにお会いしますが、
「自ら考え、動く社員が多くいる会社」の社長
と、
「言ったことはするが自主性はなく、
反発か聞いたフリをする社員が多くいる会社」の社長
には決定的な違いがあります。
これは親が子どもにどう接するか?
子育てでも同じことが言えます。
【前者】
部下(子ども)が自分で考え、
責任を持って動く会社の社長(上司、親)は、
社員(子ども)に対して、
“何に悩んでいるのか?”
“何が大切なのか?”
相手の内側にある気持ちを聴きます。
そして、やり方や答えは相手に考えさせます。
(注) 社員、部下、子どもの中に
安心、心理的安全性、信頼関係がないと、
相手にいくら質問しても本音はでません。
【後者】
自主性が育たない会社の社長(上司、親)は、
自分が良いと思う“考え方”“やり方”“方法”を
社員(子ども)にアドバイスします。
つまり、
社長(上司、親)は自分の過去の経験を活かし、
社員(子ども)に、
この道に進んだ方がいい(方向性)、
この方法をした方がいい(やり方)、
など、自分が良いと思う進路や方法を、
あの手この手で一生懸命“教え”ようとします。
結果的に上手くいくこともありますが、
社員(子ども)の自主性は消えていくことが
ほとんどです。
社長(親)は社員(子ども)に、
あなたは何をするの?
ooしなさい!
なんでooしないの?
と指示や質問をしてしまいます。
どこに向かうか?(目標)
なにをするか?(やり方)
人の外側にあるものに目が向いているためです。
結果的に社員(子ども)は、
自分の内側に意識を向ける機会が減り、
社長(親)の方向性ややり方に、
“従う” か、“反発する”か、 “聴いたフリをする”。
この三つのどれかに振り回されます。
これまでたくさんの人に会い、
社長(親、上司)が変わると、
社員(子ども、部下)が一瞬で変わる姿を
たくさん見せてもらってきました。
前者の社長(親)にも、後者の社長(親)にも、
愛があるのは間違いありません。
ただ、愛の表現方法を間違えると、
真逆の結果、気持ちになるということです。
自分の内面を信じている社長(親)は前者になり、
外側にある売上、結果、進路などに安定を求め、
そこを信じている社長(親)は後者になります。
上司、親が自分を知り、
自らの内面にあるものを信頼することが、
最高の部下育成、子育て、
希望になると僕は思っています。
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【今日のコツ】
“何が大切か?(内)”を聴くと自主性が育ち、
“何をするか?(外)”を聞くと自主性は消える。
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No.4332
《部下、子どもの自主性が育つコツ》
2019年3月28日
野澤卓央
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今日のコツコツくん
無事帰国して、魂抜けて、
午前中は魂の夢遊病かね。
と妻に突っ込まれ(笑)、
午後は税理士さんと打ち合わせ。
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