「治療過程の苦しさ」を、わたしはいつもの病院で

ずっとフォローしてもらっていて。

ノートを使って分析をしているけれど。

まだしっかりと言語化できずにいるものについて

一緒に状況を整理したり。

治療前の状態を知っているひとたちなので

治療前との比較だったり、現在地みたいなものを教えてもらったり。


フォローがあったから、治療過程の苦しさがあっても

ドロップアウトせずにいられたと感じていて。


暑苦しくフォローの必要性を伝えていたことが

今の仕事につながったのだけど。


ふと、思う…。


大学で経過観察していく患者さんと

そうではない患者さんの「違い」ってなんだろう??

と…。



わたし自身、経過観察中の患者なのだけど。

大学精神科を受診していることが

「大学での経過観察」になっていて。


リハ科でがっつり治療をしていた時から

いつもの病院整形の並診は継続していましてね。

薬の調整が必要になるので

処方も一旦、リハ科になったのだけど。

点滴に関しては、いつもの病院での処方になっていて。


ニコ先生から犬先生へのサマリーには

いつもの病院はかかりつけ医として機能している、とあって。


治療過程の苦しさから派生したもの、だったり

廃用症候群からの身体症状だったり。

今は、がんのフォローとか

手の変形性関節症(母指CM関節症)のフォローとか

ステロイド骨粗鬆症のフォローを受けているけれど。


体調が悪化傾向にあることで

気持ちが落ちて。

気持ちが落ちたことで

体調がさらに悪化傾向になってしまいがちなので。

かなりざっくり書くと、こうなるけれど。

だからと言って、「メンタルヘルスに問題があるから」とは結論つけはしないでいただきたい。

「関連性はあるけれど、イコールではない」し

「タマゴが先か?ニワトリが先か?」みたいなところもあって。

簡単には語れないとです…。


体調面での悪化をなんとか食い止めて

悪化や再発・再燃を防ぐための手立てをするのが

いつもの病院の並診目的で。


気持ちが落ちてしまっても

体調面に影響が出ないように注意深く観察して。

悪化や再発・再燃を防ぐための手立てをするのが

大学精神科の受診目的なのかな…?と。


わたしの高脂血症の経過観察が

そのまま大学代謝内科なのと似ているかも?

もとはステロイド内服の調整での受診だったけれど

その過程で高脂血症が見つかって。

ステロイドの影響を受け続けているからなのか?

体質的なものなのか?

お年頃ゆえのことなのか?

なんだかわからないけれど、高脂血症といわれる状態が残って。

内服で改善しているので、大学代謝内科じゃなくてもいいよ

と言われたけども。

あなた、ステロイド長期内服の影響があるひとだから

今はステロイドoffっても大丈夫にしてるけど

この先何が起こるかわからんで怖いから

そのまま大学代謝内科につながっていてくれ、と

内科主治医に言われましてね…。

大学代謝内科も

「地元に戻る」でも「継続」でも、どっちでもいいよー?だったので

そのまま大学代謝内科で診てもらってますけども。


いつもの病院から新病院へのスライド(転院)だったり。

経過観察とは?みたいなところで

あれこれ考えるようになったので。

2月の受診時、犬先生に

「経過観察とは?」がわからなくなってきてる

って話をしましてね。


・あなたは経過を診ていく必要がある

・悪化や再発・再燃があって、またリハ科受診…となる可能性はゼロではない

・自分で分析して治せてるから心配してないけど 笑


だから、「どこにも受診しない」訳にはいかんよ?

「通院の間隔を開けること」くらいしかできんよ?と。


そして

リハ科の経過観察はどうなってる?って話になって。

「仕事で毎週顔見るから、受診はしなくていい」になった

と伝えたら「なにそれー?」って笑ってたけども。



わたしの病気(CRPS)は

いわゆる「難治性慢性疼痛」に含まれるものなので

経過観察が必要なことは、自分でも理解している。


そして、自分の体調には無頓着が過ぎるので

気がつくと倒れてる系の迷惑千万なヤツだということも。

忙しくて体重が減っていても

超繁忙期なので休日返上で受診予約変更してまで仕事して

家でも研修準備を進めたり、記録起こしをしたりして

「休む」を忘れたり。

熱があっても自覚がなくて。

傘さんの手、冷たくて気持ちいい」って

のんきなことを言っていたり。

受診で一応報告はするけど

「どうせまた、いつものやつ」って受け止めて。

うっかりがんを見逃しそうになったり。


廃用症候群の影響で

身体能力としての予備力だとか

ホメオスタシス(身体恒常性)の維持だとか

うまくいっていないところもあるので

「何がきっかけで急変するかわからない」

っていう厄介さがあったり。


四肢に感覚障害と筋力低下と神経障害性疼痛があったり

自律神経症状が強めのCRPS患者でもあるので

経過観察が必要なことは、自分でも理解している。


そして

経過観察ができる、かかりつけ医として機能する病院は

近くにあった方が良いっていうことも。


なので

身体科については、大学よりも…となることも理解しているし。

精神科についても

慢性疼痛を理解している精神科医が主治医である必要があるので

慢性疼痛診療WGの精神科医、ニコ先生から診てもらっていることも理解している。



だけども。

同じCRPSと診断されている患者さんは

1年半で大学への通院が終了になる。

先生の「社会保障への考え方」とか、いろいろあってな。


そうかと思えば

わたしよりも通院歴の長い患者さんもいたりして。


進み方は人それぞれ、とわかっているし

ゴールも人それぞれ、とわかっているけれど。


「経過観察とは?」というところで

あれこれと考えておるとです…