渋谷の小さな映画館「アップリンク」の入り口に平積みされていた『ヨガライフ』(ケン・ハラクマ著)という本が目にとまり、読み、その書籍広告の欄から『腰痛は怒りである』(長谷川淳史著)を見つけて求めて読みました( ゚Д゚)

 

 

 争うことも逃げることもできない内に秘めた怒りが頂点に達すると腰痛が生まれる、怒りという潜在意識が体を支配するという内容は、目から鱗でございました。科学的には怒りのストレスによって筋肉に痛みを伴う酸素欠乏が起こると仮定しています。マッサージは酸欠の筋肉に血流量を増加させるから気持ちよくなるのでしょうか。

 

何度も私を襲ったあのいまいましい

「ぎっくり腰」は、怒りの体現だったのかと思うと、おおいに合点もいくものだから笑いがこみ上げてきました。我慢は美徳という考え方が染みついていて、そこにイイ人でありたいという願望が上乗せされると、怒りは次々に蓄積され、かといってイイ人の旗を下ろすことも簡単にはできません。それでも私の中の内部で何かが変化しています。どうすることもできない怒りに対しては、「腰に悪さをしないでね‼️」と言い放ちます。


続いて読んだ

『心はなぜ腰痛を選ぶのか』J.E.サーノ著)には「彼は何かの件である女性に猛烈な避難を浴びせそうになったが、すんでのところで、これはあまりに紳士らしからぬと思いとどまり、怒りをぐっと飲み込んだ。その途端、パニック発作に襲われた。」(P39L-4)と。

 

 

すぐにパニックになることはないものの怒りをため込むことで健康を損なうことは分かりました。そうなると我慢はけっして美徳ではありませんね。

その後

『椅子がこわい』(夏樹静子著)、

『腰痛学校』(伊藤かよこ)

など関連本を貪るように読みました。

 

 

 

心と体は密接につながっているんですね。改めて。 さらに、

怒りは腰痛にとどまらず、身体のあちこちに悪さをするようです。というわけでおこもりして読書週間を送っています。