十二単 | 小さなお庭の物語

小さなお庭の物語

自然が好きで、土いじりが好きなデイジーです。
年齢を諦めない・夢を諦めない姿勢で一歩づつ前へ進んで行こうと思っています。 
一つの種から小さなお庭の物語が始まります。
さあ、はじまりはじまり!!

私が十二単という名の植物を知ったのは、もう15年くらい前に高尾山へ登った時のこと。

山の片隅にそれはそれは美しい姿で立っていた山野草でした。

この姿が平安時代の女官の十二単に似ていることから付けられて名前だと知り、名前と華麗な姿に益々魅了されたのでした。

その後、園芸品種「アジュガ」で出回ってることを知りました。

しかし正直、アジュガよりも山で出会った十二単の方が、美しかったなあ✨ と記憶しています。


耐寒性が強く、日陰でも良く育ち、よく増える!

八ヶ岳にお庭を持ったら、日陰のグランドカバーに使いたいなぁ!と一番に思った植物です。

北側に植えたのは1年前の7月。

冬には屋根からの雪が落ちて溶けないで、約3ヶ月の間、雪の中でした。

姿が見えたばかりの3月には、悲惨な姿で生きているのか死んでしまったのか分からない状態でした。

暖かくなるにつれて、ぐんぐん大きくなり、十二単の着物のように、色鮮やかな着物(葉っぱ)を見せてせてくれたのは、ゴールデンウィークのこと。

そして、今日、10日ぶりに来たら、沢山の花を咲かせていました。

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↑ピンクの十二単


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↑斑入りのお着物で、青い十二単



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↑  こちらは藍色十二単


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死んでしまったのかしら?  と思っていたギボウシもこんなに大きな葉を広げていました。


地植えの底力、そして耐寒性に強い植物の忍耐力に頭が下がる思いです。


だから園芸ってやめられない!

ますます、はまっていきそうです!