ワタシは現在、造園会社にパート勤めをしています。
会社事業の一つに、 植木屋さん、造園会社などから出た剪定枝を集めてバーク堆肥にして、それを、ホームセンターや、農協で販売しています。
もちろん、職場の受付前でも売っています。
ワタシの仕事内容は、受付事務仕事と、時々舞い降りてくるコンテナ製作のお仕事です。
本来は、ガーデン関係の仕事を希望していたのですが、なかなか思うような所がなく、
はじめは、ちょっと妥協して勤め始めた会社です。
会社案内のパンフレットには、廃棄物から資源へ とあります。
(これ、社長の指示のもと、ワタシがワードで作りました。)
今、世間に注目されているエコに貢献している会社なのですよ。
今日は、そのバーク堆肥についてお話しますね。
堆肥とは、土壌改良材であって、用土や肥料とは違うものです。
それなら土壌改良材とはなんでしょう?
土壌改良材とは、植物の栽培を助けるために、土壌の性質を改良して、地力や生産性を高める目的で使用される資材の総称である。 (← グリーンアドバイザーのテキストより) とあります。
土壌改良材にもいろいろあって、 堆肥類、ピート(泥炭)類、鉱物資材のバーミキュライトやパーライト などを言います。
当社の造っている堆肥は、剪定枝、樹皮から作られるので、バーク堆肥です。
ワタシが園芸初心者の頃はこの堆肥を使うことを知りませんでした。
培養土を使うとか、赤玉土に腐葉土を足すとかして、ガーデニングを楽しんでいました。
まあガーデニングならそれでもいいですが、その用土に1割か2割、堆肥を足してみてください。
花の生長の違いが分かりますよ。
堆肥の使われ方で一番多いのは、水はけの悪いお庭の改良でしょうか。
バーク堆肥は、排水性を高めるなどの土壌改良にはもってこいですよ。
そして、生長が顕著に表れるのは、農作物です。
家庭菜園でもなんでも、農作業に堆肥は欠かせません。
5月、職場受付前を急遽ハタケにして、当社の富士有機堆肥を3袋(60キロ)漉きこみました。
土質は、石ころが混じった粘土質の土で、決して畑に適した土ではありませんでした。
けれど、どうでしょう。 2ヶ月経った受付前の畑はこのように夏野菜でジャングル化してしまいました。
桃太郎は直径15センチもの大玉が収穫できました。
毎日、籠一杯分のトマト、ナス、キュウリ、ピーマンが収穫できます。
収穫物は、お客さんにふるまったり、従業員がつまみ食いしたり(笑)、コミュニケーションのいいツールに一役かっています。
因みに、農協で売っているのは、この絵柄です。
ホームセンターには、いろいろな会社の堆肥が売っていますが、良い堆肥の見分け方は
第一に匂いです。 悪臭や家畜糞の匂いがするものは未熟で、かびや麹のような匂いがするのが理想です。
第二に色です。 素材の形や色が残っているものは未熟です。
発酵分解が終わると黒色~黒褐色になります。
弟三は熱を持っていないものです。 熱がある(暖かい)ものは、まだ発酵途中のものです。
当社の堆肥のアップです。
良質でしょ~~
匂いは無臭です。
今日は長文になってしまいました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
どこかで、当店のバーク堆肥を見つけたら、チェックしてみてくださいね。
会社から、宣伝費をもらいたいくらいだわー