~2024年5月6日の日記「日々のささやき」~

ゴールデンウィーク最終日のきょう

こんな記事を目にした。

新幹線の、満席の自由席で

「子どもなので席ゆずってもらえませんか?」

と頼まれた。どうすればいい??

 

うっわ、つらい・・・

前に日記に書いた、トイレの長い行列で

「子どもなので先に行かせて」と

先頭の人に頼んだら、先頭の人は

「私が漏らしたら誰が拭いてくれる?」

と言って断ったこと、思い出した~

 

GW中、「のぞみ」は全席指定になっていたが

「ひかり」や「こだま」では、起きるんだあ。

子ども連れてるなら、なおさら指定席買えよ

と思うが、買えない事情があったからだろう

と思うと、つらい。

 

もっとつらいのは・・・

私、やったことがある。

通勤の京阪特急(特急料金のない有り難い電車)で

空いている席を1つ見つけたので

急ぎ足で行くと、

向こうから同じように来た男性と

鉢合わせになって、すくんだ隙に

さっと座られてしまった!

 

サラリーマン男性。

平然と座るのをためらった私は

バカでした。

その人の前に立っているのも、どうかと思い

離れたところへ行こうとして、

思った。

真ん前に立ち続けてみようと。

 

相手はすぐ寝て、ずっと寝ていたけれど

見えてるだろう。思っているだろう。

 

私はしないと決めた。

また鉢合わせになった時には

譲られたらお礼を言って座ろう、と。

 

話を新幹線に戻して

譲ってあげなかった子どもが

ずっと横に立ち続けたら

ほんと、つらい。

 

おそらく別の人が席を譲るのだろう。

そうすると

気持ちちょっと楽になるのだろうか?

いや、譲ってあげた人が年配だったら・・・

そこで席を立って譲ろうか。

いよいよ座っていられない。

 

混雑時に自由席には行かないこと

それしか思いつかない。

キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ キラキラ

 

「子どもだから譲って」

と言わなければ

誰も席を譲ってくれない

もしくは、

席は譲らなくても、

何かしらの救いの手を差し伸べてくれる人がいない

日本の社会って、冷たいな…と思います。

 

昔、海外旅行していた時、

混んでもいない電車に乗っていました。

 

子連れのお母さんが乗ってきました。

子どもは騒いでもいないし、

立っていられる年齢。

なのに、親子が乗ってきた途端に

サッと、近くに座っていた人が

席を譲りました。

ビックリ!

 

現地の人にこの話をしたら、

「子どもたちは、

将来私たちが高齢者になった時、

税金を払って、

私たちの医療費や介護費用を

負担してくれる人たち。

だから、みんなで大切に育てよう、

って気持ちがあるのよ」と。

 

なるほど!

子育て世代を応援するとか

そんなレベルじゃないんだ。

うん、うん、そりゃそうだ!

自分事だよね。

 

と納得したこと、

覚えています。

 

でも、ここは日本。

混む時期に新幹線を利用するときは、

わが子の分も指定席を買うか、

前の日の混んでいない時間帯を利用して、

前泊するとか…

 

わが子を連れて公共交通機関を使うときは、

いろんなシチュエーションを想定して、

どうやったら迷惑にならないか、

手立てを考えていたなぁ。

あの時は大変だったな

こんなこともあったな…

 

大変!大変!って言いながら、

幸せな時間だった。

 

また「大変!大変!」

って言いたいな…

子どもを亡くした親・家族で構成しているセルフヘルプグループ「小さないのち」です。

会の代表が20年以上前に突然の病気で1歳の娘を亡くし、「同じ境遇の親御さんと会いたい!」という一心で、インターネットもない時代に、手探りで作った会です。

以来、当事者による、当事者のための会として活動しています。

 

対象は生後1日から独立以前のお子さん(成人を含む)です。

対面・オンラインでのわかち合いのつどい、オンライン掲示板、会報の発行、その他会員が希望することを通して、語り合いながら、交流しながら、ゆっくりと、それぞれに、心を回復し、この先の人生の意味を見出すために、共にあゆんでいければと思っています。

 

ご夫婦や、男性お一人の会員さんもいらっしゃいますので、

男性の方も、どうぞお気兼ねなくご連絡ください。

 

今、辛く、悲しく、苦しい日々を送っている方々に届くことを心から願っております。

会の詳細、お問い合わせ先、過去の「日々のささやき」は会のHPをご覧ください。