~2024年3月24日の日記「日々のささやき」~

茨城県で起きた震度5の地震の際の

ディズニーランドでの様子を写す動画を見た。

ちょうどショーの最中で

キャラクターたちを取り巻く多くの観客に

キャストのお姉さんが、

その場にしゃがむように指示を出している。

 

その間、

チップとデールが、チップとデールとして

観客を励ましている姿に感動した。

大きな揺れに

動転して我を忘れても不思議はないが、

ずっと、チップとデールでいてくれた。

 

全員しゃがんだところで

お姉さんが両手を挙げてマルをすると

チップとデールもしゃがんだ。

 

この光景に

元旦に起きた日航機火災の現場がよぎった。

乗客の身を守り、全員避難させて

それから避難した客室乗務員たち。

 

ディズニーのキャラクターたちも

子どもや客を、楽しませるため

だけにいるのではなかった。

 

非常時には子どもたちの安全のために

和ませながら落ち着かせてくれる。

ものが言えなくても

「だいしょうぶ、だいじょうぶ」

と語りかけてくれているように映った。

 

あゆみがいなくなって

ディズニーランドにも行けないままだが、

なんだか、また行きたくなってきた。

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

ディズニーシーにもランドにも

思い出がたくさんあって、

まだ、行かれない。

 

わが子もチップとデールが大好きで、

ポップコーンを入れる容器が欲しいと

せがまれて、

「うーーん、高い…」

と思いながらも買ってあげたら

とても喜んで…

 

思い出すと、

涙が止まらない。

 

チップとデール、

子どもたちが怖がらないように、

肩をトントンしてあげていた。

子どもたち、安心しただろうな。

 

わが子のいるところにも

チップとデール、

いるかな。

 

子どもを亡くした親・家族で構成しているセルフヘルプグループ「小さないのち」です。

会の代表が20年以上前に突然の病気で1歳の娘を亡くし、「同じ境遇の親御さんと会いたい!」という一心で、インターネットもない時代に、手探りで作った会です。

以来、当事者による、当事者のための会として活動しています。

対象は生後1日から独立以前のお子さん(成人を含む)です。

対面・オンラインでのわかち合いのつどい、オンライン掲示板、会報の発行、その他会員が希望することを通して、語り合いながら、交流しながら、ゆっくりと、それぞれに、心を回復し、この先の人生の意味を見出すために、共にあゆんでいければと思っています。

ご夫婦や、男性お一人の会員さんもいらっしゃいますので、

男性の方も、どうぞお気兼ねなくご連絡ください。

今、辛く、悲しく、苦しい日々を送っている方々に届くことを心から願っております。

会の詳細、お問い合わせ先、過去の「日々のささやき」は会のHPをご覧ください。