「あなたのこと信じてるからね」
って


「あなたが
わたしの期待通りで
いてくれると信じてるからね」


という意味もあるなと気づいた。



たとえば
親が子どもに対して
「あなたのこと信じてるからね」
と伝えるとき


「まさかわたしが
望まないことを
するわけないよね?


そんなことしたら
あなたのこと
受け入れられないよ?
裏切らないでね?」


っていう意味で
使ってること
あるんじゃないかと。


信じるって言葉で
人を脅せるんですねー。
恐ろしい。


子どもは親を喜ばせたいから
もし自分の意思と違うことを
望まれたら
罪悪感に苦しむよね。


しかもたぶん
言ってる親のほとんどは
無自覚だろうな。


わたし思うんですけど

「信じる」って
自分のはらの中で
決めることでしょう。


相手がどんな選択をしようが
どんな結末になろうが
それでよし

たとえ自分には
望ましくないことになっても
まるごと受け入れます


っていう
覚悟のことだと
思ってる。


どこか一部だけを
信じるって言うなら
また話は違うけど。


相手の存在そのものを
信じてるなら

わざわざ
「信じてるからね」
って相手に言う必要ないよね。

こっちが勝手にしてることだから。


ほんとに信じてたら
態度で伝わるだろうし。


相手に
「信じてるからね」
ってあえて言うときは


だれに
なにを
期待してるのか
自問するポイントだと思った。


信じるって
なんとなくポジティブで
よく使われる言葉だけど


自分を賭けて
相手を受け入れるってことだから

けっこう容赦なくて
真剣に向き合わないと
使えない。


だからこそ
だれかを信じられたときは
喜びもひとしおです。