こんにちは。武田千晴です。


先日は和久田ミカさんのコーチング講座を受講してきました。



「怒らないお母さんになりたいんです。」

と言うテーマで、練習をするときに、
私はあまり怒らないです。と言いました。


そして、講座の終わりの方で、
私の中の、私は怒らない に対して
怒ってもいい をやってみてもいいね。
と、ミカさんが言ってくれました。


でも。

でも。


帰り道、むくむくとでてきたのは、
私は、子どもには、いや、娘には怒ったことがある。

自分でも、びっくりするほど、怒ったことがありました。

ーーー


私は自分のことを
あまり怒らない人間だ、と思っていて、
あんまり大変だ!とも思わなくて、

怒っている人をみると、
どうしてそんなに怒るんだろう?
と思っていました。

そして、わたしには怒るほどの情熱がないのでは?とも。


私が入社して会社で出会った、先輩ママは、
私には考えつかないほど情熱的な人で、
彼女が激しく感情を表すことに
嫌悪するほどでした。

でも、頭でばっかり考えて、
いい子ちゃんだった私に、
怒ってもいい を最初に教えてくれたのは彼女でした。

考えて出てきた答えより、
思いで決めた答えの方が最終的に納得がいく、
ということも。


そして、結婚して、娘が生まれて、成長して、
私の中には、今までほとんどなかった、
人を怒ると言うことを、
娘にしている自分、娘に怒っている自分に、
なんとなく、私も怒れるのだ、
情熱がそこにあるのだ、のように感じたことを覚えています。

それと同時に、幼かった娘を、激しく、
それはもう、自分でも後でびっくりするくらい、
怒ったことに、
申し訳ない気持ち、
娘を傷つけてしまったと罪悪感も
一緒に抱えることになりました。


そして、その話をその先輩ママに
恐る恐るしました。
ただ聞いてくれました。

怒っても、大丈夫。そうゆう時あるある。
そして、どうして怒ってるのか、
ママは悲しかった、
と、後からでも伝えたらいい、
すぐには分からなくても、きっと伝わる。

と、教えてくれたので、
私はそれからは、
怒る理由は自分の気持ちなのだと、
お母さんの気持ちがこうなのだ、と怒りました。


そのあと、子どものこころのコーチング講座で、
怒りの根っこの学びを通して、

期待、不安を知り、
自分の気持ちを自分で抱える、
それをすることで、
娘に自分の気持ちを怒りで伝えなくても
いい自分になっていきました。


でも、私の中には、
私は怒らない人なのです。と言ってしまう何かがあって、

「怒ってもいい」

と言うとき、その奥には、
私にはまだまだ、ここには書ききれない、
心のザワザワが引き起こされるのです。


このザワザワは、
ずーっとずーっと、子どもの頃まで
その気持ちは遡るようで、

何か固く結んでいるものを
じっくりほぐしていくような、
でも解きたくないような、
そんな代物のようです。


気づくだけでいい。


それだけでも、
怒っても、怒らなくても、いい、
大丈夫な私に近づいていくんだと思います。



さっき、子どもたちに、
ママになんか怒られた記憶がある?
と聞きましたら、
ないんだそうです。

娘に至っては、
それはママが何か伝えてくれてるって思うから、怒られたって思わない。
と、なんとも、まぁ、ね。


ありかたいことです。


怒ってもいい。


一つの結び目がほどけました。


長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました。





子どもたちのおかげで、豊かな人生にしてもらっています。

ママを応援!
 
子どものこころのコーチング協会
インストラクター武田千晴でした。