そういえば、TOEICリスニングで初めて満点とった話を書いていなかった！
と思い、久しぶりのブログを書きます。※ちょっと長いです。
英語コーチングの傍ら、今年は自分のTOEICのスコアUPにも取り組んでいました。
もともとTOEICが死ぬっほど嫌いで（笑）
どれくらい嫌いかというと、リスニングの途中で帰りたくなるぐらい嫌いでした。
なのでなるべく受けない生活をしていたのですが、今年は１つTOEICがんばろうという気持ちになり、グループコーチングを年始から計６カ月ほど受けていました。
結果、あまりマジメには勉強できなかったのですが（笑）
最高スコアは１５点更新し、さらに、リスニングで初めて満点を取りました！
ということで、今回は、私がTOEICリスニング満点取れたときにやったこと、を書いてみようと思います。
最初にお断りしますが、今から書くことは、すべての人にとって有効というわけではありません。どういう学習や練習が効果的かは、個人の得意不得意や、学習の段階によって全く変わってきます。（だからこそ個人に沿ったカリキュラムを組む英語コーチングが必要なのです）
それでも、リスニングが苦手な人にとって、少しでも参考になればと思い書きます。
やったこと１：金フレ
TOEIC受験生はほとんどが持ってる？金のフレーズの精度をより上げていきました。
具体的には、英語聞いて瞬時に意味がわかる、を目指しました。リスニングは一瞬で意味を受け取る必要があるからです。
実際金フレをやりこんでからは、今まで聞こえていなかった（聞いてたけどスルーしてた）単語にも意識が届くようになりました。
「単語の知識」はリスニングにおいてもリーディングにおいても大事ですね。
単語を知ってるだけで解ける問題はたくさんあるんです。
やったこと２：オーバーラッピングとシャドーイング
Part 2, 3, 4 の音読練習をたくさんやりました。
こちらは１日に何問も読むのではなくて、１問とか２問を、何度も何度も読みました。その際、音の確認、意味の確認をして全部わかっている状態で、まずはスクリプトを見ながらお手本音声に合わせて何度も読む（オーバーラッピング）、次にスクリプトを見ずにお手本音声が聞えたらすぐ追いかけて言う（シャドーイング）を何度も行いました。
グループコーチングのコーチからは、シャドーイングを録音して、できてるかどうか聞くとさらに良い、と言われたんですが、そこまでは毎回はやっていませんでした（笑）不真面目ですみません。
やったこと３：ドラマを英語音声・英語字幕で見る
今年はアメリカのドラマ Young Sheldon にドハマりしてしまい、ご飯食べながら、スキンケアやメイクをしながら、さらにお洗濯ものをたたみながら、一時期ずーーーっと暇さえあればYoung Sheldon を見ていました。
１回目は英語音声・日本語字幕でさらっと楽しむ、２～４回目は英語音声・英語字幕でじっくり見る、なれてきたら英語音声だけで見る、というように、同じエピソードを繰り返し見ていました。（それができるぐらいこのドラマが好き）
続けて同じエピソードばかりだとしんどいので、３回目以降な１シーズン見てからまた１話に戻る、みたいなことをやりました。
Young Sheldonは子どもが主人公ですし、そこまで早口で難しい英語は出てこないので、私にとってはちょうど良いレベル感でした。
本当に、１日の間にソファに座る暇さえあれば見ていたため、かなりの量を耳に入れたと思います。個人的には、TOEICとは直接関係のないコンテンツでしたが、多聴の経験ができて、リスニング力UPにとても寄与したと思っています。
やったこと４：英会話レッスン
１年ほど前から週１でアメリカ人の英会話レッスンを受けています。
こちらは通常のよくあるオンラインレッスン（３０分）とは違い、２時間のレッスンです。週１ではありますが、２時間ずっと、スピーキング・リスニングをするのでけっこうハードです。
特にリスニング対策をしているわけではないのですが、先生と話すことで２時間の間にたくさん英語を聞くため、これもまた私の耳が英語耳になっていく役に立ったのではないかと思っています。
今は、基本的にレッスンでの先生の英語はほぼわかるため、きっとリスニング力上がったんだろうなと思っています。
やったこと５：単発Part2のセミナーを受けた
個人的に苦手意識の強かった Part2 の単発セミナーを受けました。こちら受けて本当に良かったのは、しっかりと Part 2 を解くためのメソッドを教えていただけたことでした。これを受けた直後のTOEICで、私は満点を取りました。リスニングの際のマインドもしっかりレクチャーいただき、この回のリスニングは、初めて「あれ？今何の話してたんだっけ？」で何問も連続で落とすという脳内パニックが起こらなかったです。
ということで、振り返ると、これら５つのことが絶妙に相乗効果を生んで、初めてのリスニング満点を達成できたのではないかと思っています。
とは言え、そのあとのリーディングでめっちゃコケてしまい、かなり足を引っ張ったため、トータルでは最高スコア１５点更新にとどまりましたが…
それでも、TOEICのリスニング、大大大嫌いだった私にとってはこの結果は万歳するほど喜ばしいものでした。
それ以降ちょっと休憩～って感じでTOEICやってないので、また次受けてリスニング満点かどうかはわからないですが（笑）また来年、暖かくなったころに受けようかな～なんて思ってます。
TOEICや英検と聞くと「私は資格とか興味ないから」と、最初から情報をシャットアウトしてしまう方もいますが、資格が必要のない方にもこういった英語試験を目標に勉強することは意味があるのをご存知ですか？
大抵の人は「（なんとなく）英語が話せるようになりたい」「（ふわっと）簡単な日常会話ができたら」みたいな目標をたてます。
でも、これってコーチング目線でいうとめちゃくちゃ曖昧な目標です。
ゴールの線が曖昧なため、ゴールテープまであとどのぐらいか？すでにゴールしたのか？そういうのも曖昧。だから「いつまで頑張ればいいの？」って苦しくなる人が多いんです。
その点、テストは、現在地と目標が数値として明確に出ます。何をどのぐらい勉強したら次のレベルにいけるのかが非常にわかりやすい。だから勉強しやすいんです。
確かに生の英語とは違う部分もありますが、それでも大半の英語学習者にとって「役に立たないわけがない」のです。
もしあなたが、TOEICや英検に挑戦してみたいのなら、ぜひお声がけください。
テスト勉強をしながら、小手先のテクニックだけではない、土台のしっかりした英語力をつけていきましょう。
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英語コーチChiiko
知ってる⇒できる、に変える英語コーチ
23年間英語講師をした後、自ら受けた英吾コーチングに「理想の英語教育の形はこれだった！」と感激し、自分もコーチになることを決意。
目標達成度93.3%を誇る英語コーチングメソッドを学び、養成講座を修了。
現在は英語コーチとして、初心者～中級者の英語学習を主にサポートしている。
また、英語発音技能検定EPT®特級（神奈川県第一号）取得
英語発音テストEPT®95点取得
英語発音指導士®認定を受け、カタカナ英語からの卒業発音矯正コーチングも行っている。
さらに、自らもシンガーであることから、洋楽の発音指導歴もあり、プロ・アマ問わずきれいな英語でかっこよく歌うための指導経験も豊富。
神奈川県在住の関西人。
夫と２人暮らしで、最近はK-popで推しを愛で、夫と温泉旅行を楽しむ日々。