ネイティブと英会話をする場合、「質問待ち」になってしまうことがありませんか?

特にレッスンだと「先生が質問して自分が答える」の流れが当たり前になってしまっている人、多いと思います。

 

でもそれが成り立つのは「お金を払ってるレッスンだから」であり

普通の会話で「相手からの質問待ち」ばかりしていると会話が広がりませんし

相手だって疲れてしまいます。逆の立場で想像してみるとよくわかりますよ。

 

メニュー

 

1. 日本人の典型的英会話

2. 盛り上がる会話に必要なこと

3. 質問待ちにならないテクニック:How

  1.日本人の典型的英会話

 

特に日本人の英会話は、「一問一答」が凄く多い。

 

「昨日はどこに行ったの?」

「横浜です。」

 

「横浜で何をしたの?」

「少しショッピングをした後、映画を見ました」

 

「へぇ~何の映画を見たの?」

「ゴジラです。」

 

「どうだった?」

「迫力があって、面白かったです」

 

「(・・・また私が質問せなアカンのかいな・・・)」

「(・・・次の質問まだかな・・・)」

 

って感じ、身に覚えありませんか?

 

会話はインタビューではない!

 

でも実際、ネイティブと話が弾む人はこんな感じです。

 

「昨日はどこ行ったの?」

「横浜に行ったよ~。ショッピングして、映画を見たの。今ちょうどゴジラの映画がやっててね、試しに見てみたら、けっこう迫力あって面白かったよ~。っていうかゴジラって知ってる?」

「ん-、大きい恐竜みたいなやつでしょ?ハリウッドでも昔映画になってた」

「そっちは見てないなぁ~。そのゴジラはどうだった?」

「いやー、私的にはイマイチだったかな。。。あ、そういえば、日本の俳優さんも出ててその人は良かったよ~。その人、ラストサムライでトム・クルーズと共演もしてたんだけど、名前なんだっけー」

「ケン・ワタナベ!」

「それそれ、で、そのケン・ワタナベの何が良かったかというと~~~」

 

みたいな感じ。一問一答の会話じゃないんですよね。一方通行でもない。

日本語に置き換えてみると、よくわかると思います。

 

  2.盛り上がる会話に必要なこと

「だけど!そんなに流暢に話せないから一問一答になるんだよ!」と言いたい方もいるかもしれませんね。

確かに、まだ英会話が苦手という人は、1文答えるだけで大変かもしれません。

 

とは言え、先ほどの会話例でも

「横浜に行ったよ。ショッピングの後、映画を見たよ。ゴジラを見たよ。迫力があって面白かったよ。ゴジラ知ってる?」

ってことは、中1~2の英語をつなぐだけで言えます。

 

簡単な文を何個もつないで、言っているだけです。難しいことはしていません。

 

私が思うに、一問一答になってしまう人の中には

 

  • 英語の試験やオンライン英会話の影響で「一問一答の会話・質問待ち」に慣れ過ぎてしまっている
  • 2文、3文と続けると間違いが多かったり、時間がかかったりして、相手に申し訳ない気がする

 

という人が多いのではないでしょうか?

気持ちはわかります。私もそうだったから。

 

ただ、そこに甘んじてばかりいると、ネイティブと会話を楽しめる時はなかなか訪れないでしょう。

英語力が無いから、じゃないのです。先ほども書きましたが、中1~2の英語でも、長く話すことは可能です。

 

あなたが一問一答・質問待ちをせず、会話を盛り上げるために身につけたいことは・・・

 

  1. 答えを1文で終わらさず、思ったことをどんどん話す。関係ない話になっても大丈夫。
  2. 複雑な文でなくてもいいから簡単な文をたくさん繰り出すことが大切。初級・中級の方はこれ。
  3. 相手にも質問する。相手の様子や意見を聞いて、関心を示そう。

 

特に最後の「質問」については、有効な方法があるのでご紹介しますね。

それは Howを使った質問です。

 

 

  3.質問待ちにならないテクニック:How

 

たとえば

「昨日?横浜に行ったよ。あなたは?(How about you?)

「私は家にいて、ずーっと仕事してたんだ。そしたらもうお尻が痛くなっちゃって、近所のマッサージ屋さんを予約して、今朝さっそく行ってきたんだよ」

「へぇ~!マッサージ!いいねー!どうだった?(How did you like it?)

「なかなかよかったよ。マッサージしながらアロマセラピーもやってくれるところで、めっちゃ癒されたよ。店教えるから行ってみなよ~」

「行く行く!そのお店ってどうやって予約すればいいの (How can I book an appointment?)

「ホットペッパーからでもいいし、お店のLINEからも予約できるんだ。ほら、ここから登録できるよ」

 

ここでは3つのHowで「どう?」や「どうやって?」を質問しました。

Howを使って「どう?」「どうやって?」と質問すると、相手はより具体的な情報や意見をくれたり、方法を説明してくれたりします。

会話を展開させるのにとてもおすすめです。

 

実はこの「おすすめのHowの使い方」を5パターン、それぞれ4つずつの例文をつけて、新しいインスタグラムのアカウントにまとめました。(つい2日前に始動!)

 

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例文を見て「ふーん」で終わらず、ぜひ何度も口にだし、すらすら言えるようにしてください。また、少しずつ言葉を変えて、英文の型を使いこなせるようにしましょう♪

 

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