「英語は発声がまず違う!」「喉から出す!」とか聞いたことはありますか?

 

前回前々回と、これはもはや「ボイトレブログ」なのではと自他ともに思う記事を書いています(笑)英語コーチ&ボイストレーナーのChiikoです。

 

前回の発声の仕組みと腹式呼吸についての記事は、ボイストレーナーさんからメッセージいただいたり、シェアをしていただいたりと、好評でした♪

もちろん歌う人だけでなく、英語を話したい人に向けて書いたんですよ!笑

 

今日は「英語は喉から発音」って言われることについて書きますね。やっぱりボイトレとも深い関連がある部分です。歌の上達にも役立つ記事かと思います。

 

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(1)喉発音・喉発声とは?

 

発音矯正の分野で「英語喉」「喉発音」という言葉はけっこうポピュラーですよね。

そういう名前の有名な書籍や教室があるから、先生だけでなく生徒さんもよくご存じ。

 

この、「喉からの発音」を指導する場合って

「英語は喉を開いてリラックスした状態で」

「息を出しながら、低い位置で声を響かせて」

みたいなインストラクションがされている場合が多いかと思います。

 

一方、ボイトレにおいて「喉発声」とか「喉声」などの言葉が使わることがありますが

これは実は「喉が締っていて、よくない発声、リキみ声」を指すことがほとんどです。

 

英語の「喉発音」のときは「喉はリラックス」なのに

ボイトレの「喉発声」「喉声」は「喉が締ってる」ことを表す...面白いですよね。

 

結局どっちなの?ってところなんですが、

いわゆる英語の「喉発音」って言われている状態は、ボイトレで言うところの「喉発声」ではなくて「喉が開いた状態で、良い呼吸で、共鳴の多い声が作れている」ということなんです。

 

呼吸や共鳴については、前回の記事をご覧ください。

 

 

(2)喉が開くとは

 

英語の「喉発音」でも、ボイトレの「良い発声」においても、「喉を開く」ということは共通する部分です。

 

ただ....ただですね....

 

この「喉を開く」という言い方も、ボイトレにおいては色々とややこしい部分なのです。

「あくびの喉を作る」って言う先生もいるし「あくびの喉じゃない」という先生もいます。歌うジャンルによっても開き方は変わります。ほんとややこしいんです(笑)

 

でも英語の発音業界では、さらっと「喉を開いて」って言っちゃうのですよね。

 

忘れないでおきたいのは

英語でもボイトレでも、「喉を開く」は表面に現れた効果をなんとか言語化しているだけで、実際には口や喉で何が起こっているのかが大事だってことです。

 

いわゆる「喉が開く」とき、それは「喉まわりの筋肉がリラックスして、喉締めが起こっておらず、色々な共鳴腔をしっかり使える状態」かなと思います。

 

 

共鳴は、喉、口、鼻腔で起こります。

歌のときは、ほんとにこれをどれだけフルに使っていけるかが、倍音の多い豊かな声につながるわけです。

声が固かったり、単一的だったり、響きがないなーという人は、共鳴を増やすトレーニングをすると「良い声」になりますよ♪

 

まぁ話すときは歌ほどではないにしろ、やっぱり「響き」は「共鳴」が鍵になります。

 

前々回の記事で、英語を話すとき声が変わると書きました。

英語の場合は、この共鳴のさせかたが日本語と違うので、響き方が変わり、声も変わるんです。

 

(3)実は喉だけじゃない

 

声の響き方は共鳴で変わります。

ただし、この共鳴は、先ほども書いたように、喉だけでなく、口の中、鼻腔にも起こります。

ですから、「喉発音だ!」と思って、喉を「よいしょ!」と開くことに全集中しても、英語の響きは作れないでしょう。

 

口の中の響きは、口の開きや舌の位置によって大きく変わります。

日本語を話すとき、私たちは喉だけでなく、舌も緊張状態になっていることが多いです。

舌を緊張させて微調整することで、空気の出し方を変えるのが日本語なのです。

 

英語の発音では、舌はリラックスが基本ポジションです。自然な状態でふわっとさせておきます。

また、舌だけでなく、顎もリラックスさせて口の中の共鳴スペースを作ります。

日本語は顎も割と固定したまま話すのですが、英語は下顎をリラックスさせて開いたりします。口を開くというより顎を落とす感じです。

そうすることで、口の中の共鳴スペースが広く、響く音になります。

 

ということで、

3回に分けて「英語の発声・発音」についてボイトレ目線で書いてみたのですが、いかがでしたか?

私は今日も書いてみて....うん、やっぱりボイトレ案件でした(笑)

 

英語の発音の世界と、歌のボイトレの世界ってこんなにもリンクしていたのかって思うと、面白いですよね。

 

すでにこういった日本語と英語の発声の違いを自然に体得している方もいれば、言われるまで知らなかった!という方もいると思います。

 

「発音や発声」って英語の勉強ではまだまだ軽視されている部分もあるけれど

「英語らしい出し方」ができるだけで「伝わりやすい英語」になるので、

そういった部分を教科していきたい人は、ぜひお声がけくださいね。

私なら、英語学習とボイストレーニングの両方からアプローチできます♪

 

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--- Chiiko ---
英語講師20年以上の経験と、自ら英語コーチングを受けた経験から
「英語コーチングこそが、日本にいながら英語力を伸ばす最強の方法!」と確信。
日本のトップ英語コーチ奥村美里氏に直接師事して英語コーチングを学ぶ。
シンガー・ボイストレーナーとしても活動中。プロ歌手への英語発音指導歴もある。
学校英語の良いところも足りないところも知り尽くし、
机上の勉強だけではない柔軟な英語学習を提案する。

=== メッセージ ===
学校英語で挫折した人も、絶対もう一度やれます!
大人になってからのほうがわかることも多いんです。
私と一緒に頑張ってみませんか?