地方大学医学部を卒業し、地方の小さな研修病院で研修をし

この春初期研修医を無事終了することになった。

 

がむしゃらに走り、本気で遊び、たくさん学んだ2年間、正直あっという間だった。

 

4月から後期研修医として働き出すことになる。

 

学生〜研修医1年目までは小児科医を志望していたが

この2年間は、何科に進んでも役立つ知識を得たいと思い、

内科を中心に皮膚科や外科や眼科、麻酔科など、専門を絞らずたくさん勉強した。

 

そうすると、せっかく得た知識を、活用せずに専門を絞ることが惜しく、

もったいなく感じてしまった。

あとは、専門を絞れるほど、自分の一般診療力に自信が持てなかった。

研修医で到達すべき段階まで、この2年間で到達できないんじゃないかと感じていた。

 

これまで中学受験、大学受験、大学の定期テスト、医師国家試験と、

ストレートで過ごしてきたが

特に秀でる科目はなく、どの科目も合格ギリギリになりつつも

なんとか最短ルートでここまでやってきた。

 

だから、正直に言うと、年齢的にも、生活的にも、焦っているわけではなかった。

 

もう一年、内科や気になる科を回っていいだろうか…?

そう思うまで時間はかからなかった。

 

ちょうどその頃、院外研修先で、師事したい指導医に出会うことができて

完全に、ここがタイミングだと、直感で感じ

自己満足ではあるが、内科を続けてみることに決めた。

 

正直、同期は皆医局に入局し、専門を絞っていて、

みんなと違うレールに乗っかることに、少し違和感はあるが

意外と不安はなかった。

 

先週末から新天地に引っ越した。

実は今までずっと地元での生活だったので、

完全な一人暮らしは初めて。

 

後期研修医として働き出す自分の葛藤や新生活の中で感じたことを

自分の振り返りのために少しずつアウトプットしたい。

そう思い、今日からブログを始めてみることにしたキョロキョロ