なんでそうなる研究所〜凹凸息子の世界

なんでそうなる研究所〜凹凸息子の世界

発達凹凸の息子、まもるくん。
勉強好きだが波は激しい。君が向いてるのは私立なの?公立なの?

母は自分の常識で測れないあれこれに、頭が頻繁にワンダーランド。

主な登場人物


チイコ
ナチュラルにボケが多いが天然だとは認めない。
完全なる文系脳、計算はめちゃくちゃ遅いが、指先は器用な方で手作り大好き。
体力がなくて、フーフー生きている。

まもるくん
小学4年生の息子。ASD、プラスADHD気味。
完全なる理系。算数分野は得意。難問も理解するがミスはよくする。
ピアノ男子。
とにかく不器用。がんばれ。

とおるくん
なぜかチイコにめちゃくちゃ好かれている旦那さま。
最近老けてきたがまだ執拗に好かれている。
ビール命。


チイコです。


私、新学期初日はクラス替えにて、普通級の子に混じれず自信のないまもるくんを目の当たりにして、


やっぱり前からクラスが同じ友達がいても、そこまでうまく混じれてなかったか…と思っていたんです。
去年だけのグループ関係か…と。


ですがね、


昨日、帰ってきて、すぐにお部屋に向かって、
ゴロンと寝っ転がって特に話もしなくて、


あ〜、新学期は馴染めなくてキツイか〜と思っていたんですが、


隣の席の子誰だった?
とか、自己紹介したの?とか聞いてるうちに、


隣の子ははっちゃけてるけどいいやつだ、とか、
今日、いつも話さない子に、暴言吐かれながらも話しかけていったら悪い感じはしなかった、とか、
自己紹介で自分の言ったことが盛り上がったとか、


何だか…
様子が変わっていて怖い…



いや…怖いなんて、
喜んであげればいいんですけど単純に。
何だか、浮き沈みの中の危うさを感じてしまった昨日。


この子は…大丈夫なのかも知れないが…


何だかかえって一抹の不安が…





いえ、
そう、少しだけ安心はしています。
まもるくんは、確かにこういうところのある子です。


自己肯定感は低いのに、
どこかでけろっと忘れて大胆な事をしたりする。
それで色々と頑張りすぎて、
疲弊してもうしばらくいいやってなって、
またどこかでけろっと忘れて…



という感じ。


特性なのかな…



それとも、ずっと、どこかで自分を信じているんだろうか。


今まで見てきた感じだと、
まもるくんは自分のどうにもならなさに毎度打ちのめされ、
周りとの違いに随分心を痛めているのですが、


それにしては何度も何度も立ち上がる。
彼なりに形を変えて。


特性は治らないのですが、
それでも進化はしていると感じます。


進化しているんですが、
なかなか安定して過ごせる事がないです。


だから浮き沈み。


また、落ち込むことも悲しいこともあるでしょう。

まもるくんは人数が多いときや会話のテンポが速い時に話に入っていくのが、苦手です。
あと、自分の興味に偏りがあって、
みんなが広く情報を仕入れている間に、1つのことに深く熱中します。
悪いことではないですが、普通級では孤立しやすい特性です。


それ故にやはり浮いている感じは自分でもするらしく、
初日はそれで落ち込んで帰って来ました。
僕はやっぱり浮いていて、周りが優しいから受け入れてもらえるんだよ、と言っていました。


そんな状態で、
ウケを狙いに行くハートの強さ。


積極奇異型なのかな…。
いや、どちらかというと人との距離感はかなり気にして、強引さもない方だけど。


ただのお調子者なのかも知れないけど、
案外、こういう自分にまもるくんは助けられているのか…。



少しずつ大人しくなっていって、
大人になっていって、
余計なこともしなくなって、


トラブルも減って、
という感じではなさそうで、
また今の無理の上にショックが重なったりするんでしょうが、


きっとついそうなっちゃうんだろうな。
場がしらける事も、いっぱいあるんだろうに。
でもまもるくんが飛び込んで行く回数だけ、
彼は後々強くなれるのかも知れない。


そして打ちのめされた回数だけ自分を嫌いにならないように、
私はまもるくんを褒めよう。


失敗しても、ま、いっかって言えるように。



周りは、まもるくんを排除はせず、
でも特性をからかったり馬鹿にすることはあります。
なんとなく、まもるくんとの付き合いにくさに気づいている部分もあって、すごく仲良くはなりきれない。
でもまもるくんが無邪気なために、好感を持ってくれるところもあって、


昨日、友達に、お花をもらっていました。


ちぎった野の花なんです。
なんでくれたのか分からないですけど、
そこに小さな好意を感じたから、


心配しすぎず、見守っていこうと思います。


今日また突然落ち込んでいても不思議はないんですが、
私が、
そんなときもあるさ〜って、
ふわ〜ってしてたら、
自分を否定せずに、
また立ち向かって行くのかな。


 

 


 

 


 

 


















チイコです。


クラス発表があって、
先生もクラスも分かり、


また新しい一年に慣れていかなくてはいけない。


正直に言いますと、
先生は、あんまり相性よくなさそうな先生になりました。


あんまり配慮の細かくない先生。
生徒の自主性に任せるタイプの。


発達障害の子にとっては、どうかな〜っていう不安があります。
隣の子のちょっかいがひどくて怒っているのに、
癇癪を落ち着かせる方法を勧めて来た先生。
どうも発達障害の環境調整を相談出来る雰囲気ではない。
理解なんてそうそうされてないんだなっていうのは、ずっと分かっていたんですけどね。


でも不安はいつもありますのでね。


私は、今年は、
まもるくんはまもるくんのままでいいって言い続けることにしました。


今まで、色々と周りに合わせることも教えてきたし、
人と仲良くなる方法も教えてきたし、


でもそういうの、もう全部きっと、
まもるくんは頭では分かっていて、


それがうまく回らなかった時、
無理して溶け込もうとしなくていい。
なんだか浮いててもいい。
たった1人の自分を大事にして、
それで孤立するんならもうそれでもいいって、
私が言ってやりたいです。


とても狭い範囲内での友達獲得に、神経をすり減らさなくていいです。


まもるくんのよさが、
きっと活きる時があるから、
自分は自分で、堂々としていられたらいい。
私が肯定してやれたら今年はそれで充分と思います。
先生が何を言おうとも。


それでね、
翔太くんとは、時間が過ぎて、
何事もなかったようになりました。


春休み中に出会いました。
でも普通に話したそうです。



でも、今年はきっと、友達関係は変わって行くと思います。


通学ルートの、
やんちゃ系の子が同じクラスに増えて、
帰宅時間が一緒になったので、


翔太くんは、そちらと仲良くなっていくんだと思います。
今までは、ほかの子はクラスが別だったんですが、翔太くんは基本、幅広く友達を作るので、下校時間が被ったら他の子とも仲良くするでしょう。


でも、まもるくんには、みんなと合わせて一緒にいなくてもいいんだって、
堂々としていられたら、心が穏やかでいられたら、それが1番いいって言ってます。


今日、クラス替えでワチャワチャしていた時には、どこにも入れなくて1人で寂しかったそうです。
仲のいい子のうち、優しい子がクラスが離れました。
まもるくんにとっては、また変化の時です。


寂しさというのは、集団生活の中ではどうしてもついて回りますが、
でも、自分は周りと違うから、同じになれないからって、無理するのはすごく疲れます。
昨年度は、それでまもるくんはずっと無理して来ました。
もう少し気楽にやれるといいなあと思っています。

それで出来る友達関係なら、
きっと本当の関係なので。


というか、少人数な方の学校なのです。
それで合う子がいなくても何も不思議ではない。



5年生は5年生で、
またいろんな理解が進むと思います。
わたしはまもるくんの成長度合いから、
彼がなんとかやっていくのを信頼して、
何を悩んでいても肯定してあげたい。


たった少しの学校生活の中で、自分自身をなくさなくてもいいじゃない。
他人は他人でいいじゃない。


友達の作り方が分からなくて、
人に興味がなかった頃は、
人に興味をもって、
コミュニケーションをとることが課題でした。


でも今は、
それがそこそこできたのだから、
後は自分が溶け込む事を目標にしなくていい。
自分が自分のままで、
相手を思いながらのコミュニケーションが取れたなら、
もう話が合わなくてテンポが合わなくてはみ出たとしてもそんなのはどうでもいい。


いつかちゃんと自分に合う居場所をみつけると思う。
信じてみても、いいと思う。


 

 安いのに優秀。



 

 すごくコンパクトにしまえる。

なくしがちで、もう何回も買ってる。














チイコです。


新しい学校。
新しい学年。
節目節目に、
新たな気持ちで準備をするのって、


大人だけじゃない?

それか、女子じゃない?

男子のお母様方、
自分の子、声かけしなくても、新学期の準備しましたか?


ノートとか、新しい罫線やマス目のもの、自分で買いに行きました?


足りなくなった道具の補充とか、自分で確認します?


ええ…
する子もいますよね。
いや、もしかして今の子はシッカリしてるからね、ばっちりやってるよ!なんておうちもあるのかな。


まあ、低学年、中学年までは、お母さんがやってても不思議はないですが、
高学年…


もしかして、やらせるべきなのでは…
しかしうちの子、
声かけたって、
どこ吹く風よ。


やり方が分からないんですもん。


そうなの…
やり方が分からないんですよ。

どういうこと?
5年生ですけどね。


あのね、さあ、準備して下さいって言われて、
何から始めたらいいか、
何が必要なのか、
自分の頭で考えるのが苦手なのです。


特に、道具箱、習字道具、絵の具、ノート、文房具等、新学期はまとめて見直しが必要なので、


それらをどこから手を付けていいか、
もう真っ白になる。


という苦手があるからなんですけどね、
うちの子は。
でもよく考えたら、


私、子供の頃、そんなのやってなかったかも知れない。

親がやっていたのかも知れない。


文房具くらいは、揃えたのかな。
ノートとか。
でもノート、何マス指定とか、自分で買った覚えがない。
え、指定あったのかな?
なんか早いうちから自由だったのかも。
それで好きなのを買ってたのかも。
指定のあるうちは、親が買っていたのかも…。


絵の具やら習字道具やら、何もしなくてもなんとかなっていた思い出。


あれももしかして親がやっていたのか…


それとも本当に何もしなくても大して困らなかったのか…。


それとも無意識に私がやっていたのか…。


いやあ…やっていなかったと思うんですよ。
そういう、しっかりした系の子供じゃなかったんです。


それでね、
今は、何でも自分でやりますよ、大人だからね…。
そして別段苦手でもないです。
大学生から親元を離れたので、
それから何もかもずっと自分です。
いや、中学生くらいから準備くらい普通に自分でやっていたのかも知れない。
でも新学期だからって気合い入れた覚えはないんですよね。
いつも、なんとなく生きていたんで。


まあともかく、


小学生の時にしっかりしてなくても、


やんなきゃいけないときにはやるようになるよ、


ということで、
私はそこまで心配しなくてもいいのかも知れない。


今はまもるくんの側で、
一緒にチェックするんでいいんだと思う。
自分でやらなくても、
やり方知らなくても。
まもるくんも大人になりますしね。
自分なりにやる日が来るんだと思う。



5年生だからもうできるでしょ!って考えだと、
今必死で教えることになって、
それってね、追いついていない時には苦しいって、分かったのです。


なので、うちの子自発的には準備しないけど、私だってしっかりしてなかったからまあそんなもんかということで、


まもるくんについては、
のんびり構えることにします。