サザン回想談 | すずろ記

すずろ記

2013年4月1日よりタイトル変更しました。

今日は7回目の妹の命日。

久しぶりに実家に帰って過ごした。


もちろん何かと思い出すことも多く、

なんとも言えない気持ちになるのだが、

今年は特に、

妹も大好きだったサザンが、

それに合わせたかのように復活宣言した。


おかげで、

テレビやラジオでサザンの楽曲を聞く機会が多く、


昨日も車を運転していると、

~私の中のサザンベスト3~

みたいな特集をしていて、

視聴者のそれぞれのベスト3を読み上げ、

その1位を流していた。



それを聞いて、

胸が熱くなった。



妹が亡くなって以来、

私にとってのサザンはただ好きというだけでは済まされない。


なんというか、

もっともっと深い存在になった。


聞いていてつらい。

しかし、聞きたい。


楽しいことも、

つらいことも、


サザンを聞きながら過ごしてきた。


いや、

厳密に言うと最近のはあんまり深く聞き込んでいない。



「勝手にシンドバット」で衝撃を受けて虜になったのが16歳。


そこから、私のサザン史は始まるが、

シッカリ聞き込んだのは、

アルバム「綺麗」あたりまで。





そして、私のマックスに大好きなのは

どうしても2つ。(ひとつに絞れない… )

「ステレオ太陽族」と

「NUDE MAN」。


当時、

それまで荒削りだった音楽が、

このあたりでひとつの方向とパターンみたいなものが確立され、

サザンの人気も定着していったように思う。



私の影響で妹もサザンの虜となり、

家族でどこかに出かけるときは、

必ず車内ではサザンを流して、

姉妹で大合唱したものだ。


もちろん、

ちっちゃなホールでライブしていた頃から通い倒し、

やがて大阪球場でしたり、

大阪城ホールと、

だんだん大きなところでするようになってから、

サザンとの距離もだんだん遠い存在になっていった。


確か…

そう。


妹と最後に行ったのは、

桑田さんは桑田さんでも、

大阪城ホールでの「KUWATA BANDE」だったなぁ…

あれは何年前だったかな??

10年?15年?



まぁそういうわけで、

私にとってのサザンは、大袈裟にいえば人生そのもので、

人生の中で、出会うことのできた最強のエッセンスといえる。



こうやって、

あらためて懐かしい時代のサザンを聞いていると、

すでに、若い頃に聞いたものとは違うもので、

サザンは変わらないけど、

様々な人生を経験してしまった私の心には、

違った感慨が溢れてくる。



胸も目頭も熱くなった。






さて、私の中のサザンベスト3はこれ

1位シャッポ

2位夜風のザ・ビーチ

3位旅姿六人衆



3曲に絞るのは難しすぎるー!

なかなか、シブイ選曲やろう??