彗星捜索家、木内鶴彦氏の「臨死体験」が教えてくれた
宇宙の仕組みを読んだ。
誰もが知っている通り、臨死体験にはそれを体験した人に
共通する暗い長いトンネル、その先に見える光、
先に死んだ親族の出迎えお花畑のような美しい光景が伴う。
木内氏の場合も例外ではない。
氏はこれを第一次臨死体験と呼び、これは心臓が止まる前
の出来事と位置付けている。
そして、さらに進んだ臨死体験とは、過去と未来を縦横無尽に
行き交うことができる状態であり、これを第二次臨死体験と
呼んでいる。
木内氏は心臓が止まった状態であった時に、膨大で果て
しない”意識”という存在に飲み込まれないようにしながら、
過去、現在、未来を旅した。そして未来には明るい未来と
暗い未来があったと述べている。
そう、未来は現在にかかっているからだ。
人が死んだら先に述べた膨大な果てしない意識に吸収される
のだと思うと述べ、この意識を5次元として記述は進む。
宇宙はどのように生まれたか、思いを馳せたい方には
お勧めの書である。