6年近く前に拒食症になって、BMIが最低16.2まで落ちました。

 

 

その後4カ月位後に過食嘔吐症に一転し、BMIは17~18あたりをうろうろ。

 

 

その状態が何年も続きました。

 

 

 

 

 

 

正直、一番痩せていた頃の記憶って、ちょっと曖昧。

 

とにかく毎日苦しかった。

 

 

 

 

 

精神的には……

 

 

・強迫行動の悪化

 

→目が覚めてから夜に目を閉じるまで、全ての家事や行動、運動をとにかく自分で決めた通りに完璧に毎日やり遂げないと気が済まない

 

 

・毎日イライラ、カリカリ

 

 

・自分の価値観の他人への押し付けの悪化

 

→「私はこんなに~しているのに」「夫は~してくれない病」

 

 

・一円単位で異常にケチになる

 

→5円安いもやしを買うために片道4km自転車もあった

 

 

・潔癖症の悪化

 

・理由の分からないこみあげる不安症の悪化

 

 

 

 

 

身体的には……

 

 

・とにかく寒い

 

→温水プールでインターバルやダッシュ練習ばかりしていても、身体が冷え切ってしびれていた

 

 

・尿失禁

 

→痩せすぎによる骨盤底筋のゆるみ??で、頻繁に尿失禁が起こった(私は出産未経験です)

 

 

・骨が当たって背中や骨盤、坐骨が痛い

 

→その辺に座ったりできなくなった

 

 

・髪がたくさん抜ける

 

 

・生理が止まる

 

→私はBMI 17後半で生理が止まり、回復したのはBMI 20になってからでした

 

 

 

 

 

ダイエットにのめりこむことで、色々な辛い現実から逃避して、自分が偉くなった気がして生きてきたような気がしていました。

 

 

 

 

少しずつ良くなってきて、まわりまわって体重はダイエット前より増えたけれど、学んだことが多々ありました。

 

それにはこちらの皆さんの支えや、夫との関係、自分の生き方への考え方、本当に色々な要素が絡んでいると思います。

 

 

 

摂食症状はまだ完治していないし、自分で緩解とも言えない現在ですけど。

 

「何があったか」じゃなくて「これからどう生きるか」が大事なんですよね。

 

 

 

逆に書くと、諦めずに食べ続けて、体重も標準体重になって、生きることを受け入れられるようになってきたことで、低体重だった時の精神・身体症状はだいぶ楽になってきましたし、完全に良くなったものもあります。

 

 

今、精神的な辛い部分は、精神科のお薬に頼っていますけど、医療の力を借りて安定して暮らすことは私は大事だと思っています。