その姿からは
想像も出来ぬ程
優しき狼よ


君は
何処からやって来た

わたしは知らない
君の名を


君が愛して止まない
その者は
此処には居ない


時代を越えて
会いに来たのだろう

君の腕に
すっぽりとくるまれて
スヤスヤ眠る
赤子が見える



優しき狼よ
大切な者と引き離され

牙をむき出し
君は

ただの獣になった

人を憎むようになった



それでも
君は

愛して止まない
あの者に会いたくて
此処に来たのだろう


心配するな
わたしがその牙を
抜いてやる

人を殺める
その前に


大丈夫
もうすぐ
あの者も

きっと
君を思い出す


今は名もなき
優しき狼よ



久し振りに涙腺崩壊😢

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