初めて出来た彼
大好きで
信頼しきってた
若かったから、疑うのを知らなかった
って言った方が正しいのかもしれない

毎日メールして
毎晩長電話して
毎週のようにお泊まりデートして
たくさん一緒に笑って
全力で喧嘩もした
大好きだよって愛してるって
たくさんたくさん言ってくれた
大好きだった

お揃いの指輪つけなくなっても
連絡取れない時間があっても
間違いメールが来ても
信じてたんだ
強がりじゃなくて
心から

仕事で東京に転勤になっても
寂しかったけど
なにも不安じゃなかった
お互いの愛で
魂で繋がってるって思ってた

なのに
君にはもっと素敵な人が
傍にいるよって
俺は傍にいてあげられないからって
だから別れようって

私の幸せは私が決める!って
会ってちゃんと話そう
って言った時には
彼、別の人と結婚してた
お腹に子供もいるって
友達に聞いた

それでも彼の口から聞きたくて
なんとか会うことが出来たけど
俺が悪かった
やり直そう
別れたくないって

どの口が?

結婚してるのに?
って言ってやったよね

そしたら、トイレに閉じこもって
号泣
泣きたいのはこっちだよ

嵌められたんだ
きっとゴムに穴開けられてたんだ
お揃いの指輪も、大事にしてたのに
あいつが窓から投げ捨てたんだって
(そりゃぁそうだよね🤣)
結婚したくなんてなかったって

ここで一気に覚めた

私の前で奥さんの悪口言わないで
あなたが一緒に居るって決めた人でしょ?
そんな人の悪口、聞きたくないって

その後のことは
あんまり覚えてない
ただ毎日
朝が来るのが辛かった
また起きて
1日生きてかなきゃいけないんだって

この人とずっと一緒にいるって
漠然とした自信があった
なのに

両親も彼のこと大好きだったから
それがなにより悲しかった
遠距離になっちゃったから
なかなか会えないし
お別れすることにしたよってだけ伝えて

後から知った話
彼、奥さんになった人以外に
何人も彼女がいたらしい
全然気づかなかった
浮気相手どころか
いったい私は何番目だったんだろう

それからは
驚くように、男の人を信じなくなった
どうせさよならする日が来るんだ
あ〜私は何番目だろうって
信じてない分、楽だったのかもしれない

そんな中、夫と出逢った
お前は絶対俺と結婚するんだって
その時が来たら、迎えに行くからって
(なんじゃそら🤣)
結局、まだ遊びたいけど
ただ身の回りの世話をしてくれて
自分の言うこと聞きそうな私
(大人しくて自我がない)
と、結婚したかったんだと思う
でも
必要とされてるって
自分を認められた気がして
嬉しかったのはほんと

そんな夫との生活
毎日ご飯を作って
洗濯して掃除して
休みの日はひたすら家で過ごす
買い物に出かけても
何時間かかってるんだ
遅い!って怒鳴られる
たまーに友達と外に出ても
すこぶる機嫌が悪くなる夫が気になって
心から笑えなかった
結婚してから
実家にさえ泊まったことがない

あれ
なんか悪口大会みたいになっちゃった😂

それから
今の彼と出逢うのだけど
その話はまた今度。*:゚笑。