愛用品は、サンバリアと芦屋ロサブランの日傘です
こちらは芦屋ロサブランの日傘
紫外線アレルギー持ちなので日傘必須
基本毎年2月後半から11月頭くらいまでは、日傘とグローブは手放せません。
私が紫外線アレルギーを発症したのは中学2年生の夏でした。
月曜日の朝礼の時間で校庭に並んでいた時に、急に両腕に赤紫色の斑点が浮かび始めてかゆみが出てきました。
「何これ？」
と思いながらぽりぽり掻いてると、掻いた所が紫のみかんみたいにでこぼこになってしまいました。
周りにいた子たちもびっくりして、そのまま保健室に連行されました（笑）
その時に保健の先生から言われたのは日光過敏症でした。
花粉症なら知ってるけど過敏症ってなに？
みたいな？
初めて聞いたワードにびっくりしましたが、まあ字の如く、日光に当たると反応しちゃうって事ですとのこと。
後日皮膚科に診てもらったところ、保健の先生と同じ見立てで、日光過敏症ですと言われました。
今のところ特に治療法はなく、
対処法としては、なるべく日光に当たらないようにするとか、日焼け止めを塗るとか、それでやり過ごすしかないとのことでした。
今の時代と違って、多様性が認められない時代だったので、医師の診断書があろうとも（笑）
夏場に長袖を来て通学することも、体育の授業を受けることも、許されませんでした。
当然、学校に日焼け止めをつけていく（または持っていく）なんてもっての外。
唯一、日傘だけは折りたたみのものを毎日持っていって、登校時は、学校の近くまで来たら畳んで下向いて門くぐる。
下校時は学校から離れるまではなるべく下向いて歩いて、離れたら日傘さして帰る。
そんな感じでした。
体育の時間は長袖もジャージも着せてもらえなかったので、基本ずる休みしてましたね。
そんな時代のせいで、学生時代は本当に本当に苦労しました。
大人になってからも、基本はずっと長袖だったし、ほぼ一年中何かしらの日焼け止めを塗りたくっていたので、本当に不快でした。
夏場のレジャーは無縁です（笑）
どんなに日焼け止めをつけても、秋になるとデコルテは酷い湿疹と掻きむしった傷が残るのは当たり前。
顔もどんなに日焼け止めを塗っても、面積の広い頬の辺りは常にかゆみと戦っていました。
そんな私がサンバリアの日傘に出会ったのが、今から15年くらい前でした。
テレビで海外の紫外線アレルギーのあるお子さんの特集をしてて、それを観て初めてネットで紫外線アレルギー、日光アレルギーについて調べた時に知ったのです。
早速日傘を買って使うようにしました。
このサンバリアの日傘とロサブランの日傘は、内側が真っ黒で完全に光を遮断するため、遠目から見たら顔はほぼ真っ暗になります。
今でこそ紫外線アレルギーも認知されましたし、日焼けしたくない方も増えたので日傘を長期間使う方も多くなりましたけど、当時は自分の周りでは今ほど日傘を指している人はいなかったので、よほどの真夏でもない以外は、
前から顔面真っ暗な人が傘さして歩いてくる事を、すれ違う人からかなーり好奇な目で見られてはいました（笑）
でもとにかく。
この完全遮光100%の威力は、たったワンシーズンでしっかり実感しました。
長年悩んできたデコルテの湿疹や顔のかゆみは、初めて使った秋には一度も出ず
それ以降は、今までできたら傷跡が毎年毎年消えていくだけに変わりました。
どんなに日焼け止めを使っても、秋になれば肌が黄ぐすみしていましたがそれも無くなりました。
ずっと、イエベだと思っていた私は、本当は自分がブルベなんだと知りました（笑）
その後は、日傘以外にもグローブやお帽子も取り揃えて、外出時のシチュエーションに合わせて使い分けるようにしています。
なので、現在は顔以外に、日焼け止めを塗りたくる生活からも、夏場に長袖を着る生活からも解放されました。
どちらも紫外線遮光率100%で、日焼けしないのはもちろんですが、夏場の外出でも、射熱による体の火照りもありません。
今は安価な物で遮光率100%を謳っている製品がたくさん出回っていますが、丈夫さや細部へのこだわりは、やっぱり本家には絶対に叶わないと思います。
どちらのブランドも、一度買えば10年レベルで使えますし、保証期間がすぎても、有料だけれど修理もしてもらえます。
そうしたアフターケアも本家の良いところです。
今でも、夏場に日傘やらグローブやら
（私の場合はサンバリアのワイドナガシカクというのも愛用してます）を身につけて暑苦しい格好して歩いてると変な目で見る方はいます。
が、こういう疾患もあるんだよと知ってもらいたいです（笑）
紫外線アレルギーがある方はもちろん、絶対に日焼けしたくない方にも、本当に使ってみて欲しい商品ですよ
