先日、30年来の知人から久しぶりに連絡がありました
私はあまり人付き合いが得意ではなく、リアルでの友達や知人には、申し訳ないけれど関わりが煩わしいと思ってしまうタイプなので、プライベートで自ら人に近づくことはまずありません、
そんな私にとってこの知人は、唯一心を許せる存在です。
幼少期から両親（特に母親）とは色々な事があり、本当の自分を曝け出すことができないままでした。
身内で本当の自分を見せられるのは妹だけです。
この知人は、おそらく本当の私を知っているこの世で唯一の他人だと思います。
両親が健在で同居していた期間と比べても、
おそらくそれより付き合いが長くなりました（笑）
まあそれはどうでもいいんですが、その知人とはたまーにお互いの近況報告をしあってるんですが、年明け久しぶりに話した時に、2月から矯正を始めたことを話したんですよね。
そしたら、
「あれ？ちいこっこって歯並び悪かったっけ？知らんかったわ」
と言われました（笑）
昔はほんとに毎日のよう遊びに行ったりしていたので、私の歯並びが悪いのも知ってると思ってました。
※ちなみに、その知人の歯は真っ白で歯並びもすごく綺麗です
私の歯並びは、開咬（オープンバイト）というタイプで、奥歯を編み合わせた時に前歯がちゃんと閉まらないタイプです。
開咬は、咀嚼時の負担を奥歯ですべて受け止めるため、奥歯への負担が強く、将来的に奥歯を失う可能性の高さダントツ一位の、悪質な歯並びなんだそうです
担当の神技先生の話によると、私の場合、唯一噛み合わさっているその奥歯自体も、普通の人の1/10しか噛み合っていないらしく、そもそも奥歯ですら咀嚼できてないそうで、食べ物はほぼ鵜呑み状態になっていたとのこと。
まあ、わかりやすく言うと、割と重度の開咬レベルなんだそうで
自分では噛んでいたつもりだけど、（いちおう噛むという行為はしているので）ちゃんと食べ物がすりつぶされていないままで飲み込んでいた、というのが、今までの私だったようです
とにかく、このような説明をしっかりとしてくださったおかげで、矯正しようと決心することができたので、神技先生には感謝しかありません。
しかしですね。
話しが前後しますが、私の知人も言ってたように、
開咬というのは、あまり目立ちにくいというく、人様からはわかりにくいみたいですね。
もちろん人によって程度も違うし、いろんなパターンがあって、開咬の皆が皆、他人からわかりにくいって事はないと思うのだけど、同じお悩みを抱えてらっしゃるブロガーさんのブログを拝見すると、
「今までだれにも指摘されなかった」
「生活するのに苦労してなかったので気にしてなかった」
とおっしゃる方が結構多いみたいです。
なので結局そのまま放置される方がとても多い気がします。
私も同じように、この知人が気づかなかったのはもちろん、家族からも指摘されたことはないし、今まで通った歯医者さんからも指摘されたことは一度もありませんでした。
前歯でものが噛みきれないというのも、
もう物心付いた時からこの歯並びだったので、
まあ噛めないなら噛まなくていいや、フォークとナイフ使えばいいし、柔らかいものなら舌や唇を使えば普通に食べられるしと、
それを不便だと感じたことがなかったわけです。
「なんで私はハンバーガーとかイカリングとか食べるのがきちゃないんだろう？」
と思った時期がありましたが、
それがこの歯並びのせいだと知ったのは、結構大人になってからでした。
当時はMacに行ったら照り焼きビーフのハンバーガー一択でした
←NO照り焼きチキン
ほんま、それは歯並びのせいだよって、誰か指摘して欲しかった（笑）
ちなみに、開咬の皆さんは、ご自身が開咬になった原因って把握されてるのかしら…
私はおそらく、小学校中学年〜中学生くらいの頃の、爪を噛むくせが最大の原因だと思います。
矯正を始めるまではそんなこと考えてもいませんでしたが、矯正を始めるに際して神技先生から、
「今の歯並びの原因が何なのかを調べなきゃいけない」
と言われたので、色々と思い返して見て、そこに辿り着きました。
特に、左の前歯で強く噛んでいた記憶があるので、やっぱり開咬も左側が広く隙間ができています。
この爪を噛む癖は、高校生くらいになる頃にはやっぱり恥ずかしくて自分で徐々に意識して辞めようとしていたのと、大人になってネイルアートをすることを覚え、その段階で完全に噛まなくなりました。
もし今、爪を噛む癖がある小さなお子さんは、絶対直してあげて欲しいです。
今インビザライン矯正をしてて感じるのだけど、爪を噛むという行為は、矯正でマウスピースつけた時の負荷なんかよりはるかに強い気がしますから…
そんなことを、まだ乳歯か、生え変わった直後くらいの永久歯の時期にやっちゃうと、そりゃ歯並びもおかしくなるってもんです💦💦
爪を噛む癖がある小さなおこさんは、なんとしても辞めさせてあげてほしいなって思います。
今回も長々とお読みくださりありがとうございました。