お伊勢参りの旅、ラストです。
猿田彦神社を出て、てくてく歩くこと約１５分。
１０時半過ぎにカースタレンタカー 伊勢市駅南店さんに到着。
ホンダのディーラーの店舗の中にありました。
ここで軽自動車を半日お借りします。
後で写真を載せますが、出てきた車は新車でピカピカのNboxでした。
一人だし半日だしと一番安いプランを選んだので
中古の代車みたいのがくるかと思ってました。
いい方にびっくり。
オフシーズンだからなんですかね？
これからドライブです！
伊勢志摩スカイラインを走ります。
内宮から伊勢料金所はすぐ。
伊勢志摩スカイラインは有料道路です。
伊勢神宮周辺のお店や宿にパンフがあれば
割引券がついているのでそれを使いましょう。
旅行前に印刷していってもいいですね。
通常1270円のところ、そこから250円割引になりました
途中の一宇田展望台。
町の向こうに海！
標高が上がると海が見えるようになり、
爽快なドライブが楽しめます。
実は私はそれほど運転が好きなわけではないので
グネグネや細い山道だったらどうしようと思っていたのですが、
全然怖くない道でした。
でもあまりに眺望が良すぎて、つい風景を凝視したくなります。
我慢して展望台までチラ見のみです。
上の写真の車が今回お借りしたレンタカーです。
新しいN-box、快適でした。
内装もいいし窓も広くて運転しやすいし、
ナビもわかりやすい。
ほしくなります
山頂手前にある朝熊岳金剛證寺（あさまだけこんごうしょうじ）に立ち寄ります。
入り口の仁王門。
お伊勢参りの順番として、
二見興玉神社→伊勢神宮外宮→伊勢神宮内宮なのですが、
伊勢神宮を参拝したあとに金剛證寺を後参りするものと聞いたので
今回ここまで来たかったのでした。
なんでもちゃんとコンプリートしたい性格です。
伊勢神宮の鬼門方向をお守りするお寺だそうです。
ここへのアクセスは土日なら伊勢市からバスがあるのですが、
平日はありません。
なら朝熊駅から登山しよう！と考えたのですが（足には自信があるつもり）、
帰りの電車を先に予約したので登山ではどう考えても時間的に無理。
結局レンタカーを借りることにしたのでした。
金剛證寺 本堂。
本堂の前には左右に寅と牛の銅像が鎮座してます。
みんな頭と鼻頭を触るからかそこが光ってます。
私も撫でちゃったけど
本堂のお参りを済ませ、本堂に向かって右手に上がっていくと奥の院があります。
奥の院入り口の極楽門。
こちらの下をくぐっていきます。
奥の院までの道の左右にはびっくりするほど大きな卒塔婆が立ち並びます。
雨の日や夕暮れは異世界気分かもしれません。
奥の院手前にて。
卒塔婆のお値段は、、、
お伊勢参りで心を洗われたのに、最後に俗っぽい心持ちで申し訳ない。
これにてお伊勢参りは終了です！
あとは純粋にドライブを楽しみます。
金剛證寺のすぐ隣（車で移動しますが）はもう朝熊山山頂です。
見よ、絶景じゃ
鳥羽～志摩はリアス式海岸の景色が楽しめます。
入り組んだ海外線、無数に浮かぶ島々、美しい海。
絶景という言葉以外に何があるでしょう
条件が整えばここから富士山も見えるのだそう。
この日は晴れていたけれど富士山方向は霞んでいて見えませんでした。
山頂広場には「天空のポスト」と呼ばれる名所があります。
私はこんな風に正面からフツーに撮ってしまったけれど
公益財団法人伊勢市観光協会サイトより写真お借りしました
↑のようにポスト前にある階段を下がったところから撮影すると
天空の感じがより出るようですね
頂上には展望台の他、売店があったり展望足湯があったりもします。
私はひとしきり眺めたら売店には寄らず鳥羽方面へ車を走らせます。
鳥羽方向は下り道。
リアス式海岸の絶景を見ながらのドライブはサイコーでした。
ドライブ好きなら一度は走っていただきたい道です。
全長約１６キロ、快適なドライブでした。
さて、スカイラインは鳥羽市内の国道４２号線に当たるところで終了。
今度は志摩方向に車を走らせます。
パールロードなる女性の心をくすぐる？名前の道に向かいます。
鳥羽市は真珠養殖で有名なところ。
「真珠のミキモト」の「ミキモト真珠島」があります。
が、ここは今回はスルー。
鳥羽市中心で国道４２号から国道167号、さらに県道750号に入ります。
時刻は１２時を回り、お腹がすいてきました。
道路沿いのお店に入ることにしました。
「お食事処 むつみ」さん（県道750号沿い、鳥羽市安楽島町）。
「海鮮むつみ丼」を注文。
新鮮なネタ満載の真ん中に温泉卵がON。
濃いめのまったりした醤油（たまり醤油ですかね？）をかけていただきます。
途中で別皿のメカブものせて味変。
ううんたまらん、満足満足。
お腹を満たしたらドライブ再開。
県道７５０号は途中で県道１２８号に変わり、
「麻生（おう）の浦大橋」という白いアーチが目立つ橋から志摩にかけてが
パールロードだそうです。
鳥羽展望台で休憩。
美味しそうなソフトクリームやパフェなどがある「海女のテラス」なる
おしゃれなカフェテラスがありました。
が、先ほどお昼を食べてきたばかり。見るだけにとどめました。
鳥羽一郎の「兄弟酒」の石碑。
40～50歳以上じゃないとわからないかもですね、かなりヒットした演歌です。
↑ごめんなさい、「兄弟船」と勘違いしました。
「兄弟船」（1982年発売）はヒットしましたが「兄弟酒」（1995年）はそうでもなかったようです。
鳥羽一郎の「兄弟船」は今でもカラオケで熱唱するおじさまがいらっしゃいますね
さてさてここで午後１時半。
３時にはレンタカーを借りたお店に戻らなくてはなりません。
時間が怪しかったのですが、
志摩市の横山展望台が絶景だというのでそこまで行きたい！と
パールロードを終点の志摩市まで走り、
横山展望台下の駐車場までたどりつきました。
しかし駐車場から展望台までは少し歩くようで３時までに戻るのは
無理そうだと駐車場であきらめました。
うう、残念
またいつか来てやる、覚えてろよ！（心の声の捨て台詞）
横山展望台からは伊勢道路と呼ばれる県道32号で帰りました。
ガソリン給油して、午後３時の５分前にお店に到着。
欲張りドライブでした。
パールロードの感想です。
鳥羽展望台は眺望が良かったのですが、
道の途中は左右の樹木に隠され、たまに海がちらっと見えるくらい。
途中いくつかある小さな展望台に停まるか、
パールロードから少し逸れて灯台とかに行かないと
走行中は海が見えない場所が多いです。
山道ではない緩やかな高低差のワインディングロードを楽しむ
ドライバーやライダーなら楽しいでしょう。
私のように欲張りすぎて先を急ぐにはもったいない道なのかも。
あと、鳥羽市から牡蠣小屋が大小いくつも道路沿いにありました。
パールロードというよりもオイスターロードと呼びたいくらい。
牡蠣のシーズンに行ってみたいですね。
パールロード沿いにある志摩スペイン村も女性に人気があるらしいです。
さて車を返却後は、宇治山田駅へ（レンタカー屋さんが送ってくれました）。
駅外観はちょっとレトロな雰囲気です。
駅で最後にお土産を買い足しました。
赤福の出店もあったので、赤福購入。
４時過ぎの近鉄特急「しまかぜ」に乗って名古屋へ。
ラグジュアリーなしまかぜの座席でビールとおつまみ。
旅の終わりを楽しみました。
名古屋からは新幹線で帰途へ。
かなり欲張ってバタバタした旅になりました。
今度はゆっくりした旅をしよう！と反省です。
せっかく一人なのだから、余裕のある旅したいよね。
でも初めて一人で企画した一人旅なので仕方なし。
たくさんのいい経験も感動もある旅でした。
やっぱり「一生に一度はお伊勢参り」です。
さあ次はどこに行きましょうか？
おそらく次の更新は半年後になりそうです。
〇おまけの覚書
今回の旅行の主な出費（※2024年１０月時点）
・東京～伊勢市 深夜高速バス WILLER ７０００円
・伊勢うどん いそべや 月見伊勢うどん ６８０円
・神宮会館 一泊二日二食付（飲み物別） １１５００円
・お食事処 むつみや 海鮮丼 ２５００円
・カースタレンタカー 半日 ４７５０円
・ガソリン代 １０００円
・伊勢志摩スカイライン通行料（割引後） １０２０円
・近鉄特急しまかぜ 宇治山田～名古屋 ４６２０円
・JR東海 新幹線 名古屋～品川 １１０９０円
・名古屋 夕食代 ２８００円