今回は、大阪へ。

主たる目的は夫の刺青真顔


知り合ってからもうすぐ、10年になろうとしてるけどその間入れた刺青は今回のも入れてふたつ。


服で隠せないとこ以外はだいたい入ってる。


知り合ったころは刺青入れる理由とか気にしてなくて、夫の温厚な性格があり、困らない程度になら、と思っていた。


夫を知り、コロナ禍を経て、うつ病発覚、双極性障害へと診断が変わるにつれ、刺青を入れる理由は幼少期のトラウマや日常のストレスがトリガーになってるんだな、と思うようになった。


私としてはこれ以上刺青を増やして欲しくないという気持ちが出て来たのは、刺青を入れることが一種の自傷行為だと思うようになったこと。

夫の主治医がそう言ったのもあるし、夫は刺青を入れる度生まれ変われると言うのだ。


何をゆーとんねん無気力


って感じだけども、夫の苦しみは私が理解できる範囲を超えてるからジョークで話してる時にちょっと嫌だなというのを伝えるくらいであんまり責め立てないようになった。

「入れたら働けないよ?」「後悔するよ?」「入れないって約束したじゃん」など。


刺青の件ではかなり喧嘩した。

離婚しようとまで話した事もある。

そんなことを経て、夫の日々のストレス(私の実家に住んでること)もあり、嫌は嫌だけど、隠し通せるなら、お金がかかることだから優先順位を間違えなければいいよ、と思うところにわたしもようやく落ち着いた。




ちょいと刺青ヒストリーに時間がかかったけど本題へ。

双極夫の生活の注意として数々の書籍やwebを参考にした結果、 


寝る時間、起きる時間を一定に保つこと


が鬱、躁の波を穏やかにするコツなんだなと思っている。

最近の夫の生活リズムは21-22:00就寝、7:00起床である。


しかし、リズムはソッコー初日に崩れた。

夫が先輩に会いに行ってる日の晩。

話が盛り上がってたようで。


でも!

夫は少し成長した!

翌日以降はだからといって遅く起きるわけでもなく、(朝食後ちょい寝たけど)薬も気をつけて飲んでいた。

ほんとに成長した。

前は飲まないなら飲まなくてもいいや、みたいなとこあったし、寝れないから仕方ないって寝不足上等!みたいなとこあったけど、今はちゃんと寝る努力をする。

※朝食付きプランにしたのもちゃんと起きてくれた要因かも


そして、 

疲れを溜めさせないこと


夫はパワーの出し過ぎ(元気すぎ)で、後日ずーーんってなることあったけど、旅行前からあんまり張り切りすぎると帰ってから落ち込むよと声をかけていたことと、最終日や帰る日は特別用事も入れず、ゆっくり過ごしたこともあり、今回はテンションの揺れも大きくなかった。


さらに!散財癖を心配していたけど、これくらいのお金がかかったとか、これはもったいないからやめとこうとかブレーキかけれるとこはかけたり、お金を把握しようとする姿勢も見れて、まだまだ心配な時あるけども!以前のような昂った様子がなく安心できた。





夫は双極性障害で発達障害もあるけど、服薬と生活習慣で落ち着いてきてるなというのをすっごく感じた旅行だった。


減薬をしていくのもいつかは視野に入れたいけど、まだもう少しお薬に頼っていた方がいいのかなと思った。


私の実家を出て、いろんなことを自分で決めれるようになってきたら毎食3種飲んでる薬も1種にすることくらいはできそうだ。


今回の旅行、ほんとによかった。

刺青はまだ完成してなくて、あと色を入れるらしい。

完成まであと2年はかかりそう。

こんだけ時間かかるなら、むやみやたら増えなくてすむからちょっとホッとしている。