近年、ワンちゃん連れで飛騨高山に観光に来て下さる方が多くいらして、ブログのタイトルに
「飛騨高山」と表示されると全部読ませていただいております。
皆さま、良かった、美味しかった、楽しかった。と書いてくださっており、高山親善大使(自称(笑))と
しては、非常にうれしく思います。
徐々に、ワンちゃんOKのお店も増えて来ました。
機会があれば是非、お寄りくださいませ
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10/9(金)~10(土) 秋の高山祭だったので帰省しました。
春の高山祭と秋の高山祭は、日本三大祭りと称されています。
秋祭りの10月は下一之町~下三之町のお祭りです。
春祭りの4月は上一之町~上三之町のお祭りです。
叔母(母の妹であり母の実家)は、下一之町にあるので屋台を持っています。
まずは、秋の高山祭の御本体でもある、桜山八幡宮へ。
地元では「はちまんさま」と言っています。
曳き揃えられた屋台。
圧巻です。
屋台の装飾は、各町内で違っています。
シオン : 怒った時のママの顔みたいでしゅ~。
な~に~
大八台の車輪は左右1つ。バランスを取るのが難しそうです。
叔母の町内の屋台「金鳳台」です。
写真を撮っていたら、従兄弟が「〇〇(私の名前)」って呼ぶのでびっくり!まさか引揃えで出会うとは。
陣羽織が従兄、人足が従弟です。
陣羽織を着ているのは旦那衆しか着用できません。
代々引き継がれていくのです。
武士がいない高山の街では、「旦那衆」と 呼ばれる豪商たちが力を持っており、
その力は、幕府や北陸諸藩の大名にまで資金を調達できたと言います。
私の亡祖父が、この町内の大将でしたので、法被を着てよく屋台に乗せてもらいました。
では、高山の人が皆屋台に乗れるかと言えばそうではありません。
屋台を持っている町内の人しか乗れない決まりがあるのです。
絢爛豪華な屋台を守るのは簡単なことではありませんので(維持費、町内の結束(コミュニケーション)
屋台組の人たちがよそ者に対して厳しいのは、屋台を守ってきたという自負と精神のためでしょう。
観光客からお金を出すから乗せて。とよく言われるそうですが、従兄弟は丁寧にお断りするそうです。
仮に、100万、200万出す。と言われても、絶対乗せない、乗せられないと言っていました。
そうそう、来年はパパさんも人足として屋台曳きにご指名されたので、今から体力づくりをするそうです。
来年はパパさんも屋台デビューなるか?こうご期待!
八幡様では、布袋台がからくりを披露していました。
布袋台は大人気です。
麻呂眉が上がって不安そう。
それもそのはず、街の練り歩き行列に会ったのです。
カンカコカンの音色に、シオンの心臓バクバクMAX.
道を抜けようと路地に入ったら、そこは獅子の待機場所
シオンちゃん、ついてないね~。
叔母の家に着いたら、八幡様からの帰りであろう「布袋台」がちょうどカラクリを披露していました。
ラッキー。
シオンと布袋様。
時折、紙吹雪が飛んできます。
ふと、横を見たらなんと、祖母が
お互い「あれ?」って顔して(笑)
96歳の祖母はまだまだ元気。
「わんこ~」って言って、シオンをナデナデしてくれました。
ワンコじゃくて、シオンだよ。
昔はシオンを触れなかったのに、今ではナデナデできるようになりました。
各町内で屋台蔵を持っており、披露しない時はこの蔵で保管されています。
金鳳台も今年の役目を終えようとしています。
蔵も屋台のサイズに合わせているので狭い空間に収めるため、微妙な調整が必要なようです。
繊細なんですね。
2015年 秋、お疲れ様でした。
さぁ、叔母の家で夜祭のはじまりです。
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