みなさま~、森鴎外が住んでいた家が現存しているのは、
ご存知でしょうか?
それが、上野にあるのです!
しかも、ホテルの中に!
歴史好きなシオン家がいかないワケないでしょう!
「文化の日」に合わせて行ってきました。
水月ホテルという、外観は何の変哲もないホテル。
が、一歩、ホテルの中に入れば、明治時代にタイムスリップ。
TVのセットかと思うほど、綺麗に保存されています。
お庭も当時のママでしょうねぇ~。
泣きたいくらい感激します。
表札には、番地まで書いてあるし、明治時代の風俗が伺えます。
玄関も御覧の通り。
森鴎外と言えば、ドイツ留学中に経験した恋を題材に書いたのが「舞姫」
ということは有名ですが、私が気に入ったのはマイナーな作品「半日」です。
「半日」という作品は、大学の課題で調べた作品です。
「半日」は、森鴎外の実生活の半日(午前から午後あたり)が書かれ、
内容は、嫁姑問題
二人の女性の気性の激しいやりとりが生々しく書かれ、
鴎外の困惑する心情がリアルに表現されています。
その「半日」の舞台がここなのかな~って想いに耽ると、また楽しくて。
デへ。
蔵も現存しています。
蔵の中は、個室になっていて、こちらでも懐石料理がいただけます。
鴎外の家の前で撮った写真でしょうか?
では、お庭をみてみましょう。
縁側もガラスも戸口も、昔のまま。
ホテルに行くとよくわかりますが、どうしてこの一画だけ
ちゃんと残っているのか、不思議に思います。
とても貴重です。
私たちがこの日利用したのは、「人力車+懐石料理+温泉セット」
人力車は次回UPしますが、まず、人力車で上野散策(1時間弱)を
楽しんだ後、温泉につかりました。
温泉は若干、硫黄の匂いがして、旅行に来た気分
食事は、鴎外荘ではありませんでしたが
生ピアノを聴きながら優雅に懐石料理をいただけます。
料理も美味しくて、大満足の一日。
両親(両家)が上京した時にでも、また申し込みたいと思います。
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