里親になるということ | neneco*

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ちんまい寧々と萌え萌えの萌々o

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プーが若くないことを知りながらお見合いに来てくださることになりました。

里親になるというのは子犬を迎えるのと違い、精神的に大変なことが多いです。

うちにも2匹の里子がいます。

最初の1匹を飼い、インターネットをしているうちにおうちを探しているワンちゃんが多いことを知りました。

なので2匹目は里親探しをしている子から迎えたい…そう思ってコンタクトをとったのが小雪でした。

でもその後のやり取りでもうちょっと繁殖に使いたいとなり、話は白紙に。代わりに迎えたのが小太郎でした。

小太郎はやはりブリーダー引退犬でトイレの躾はされていませんでしたし、何より性格に難アリでした。

とにかく臆病。怖さから咬むという子でした。

トイレの認識はあっても排泄したまま部屋を横断…今は部屋では一切せず外で排泄するようにしています。

でも雨の日も外に出さなきゃいけないのでこれは失敗でした。。。

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その2年後、忘れていたのに小雪のブリーダーから送りますとの連絡が。。。飛行機に乗ってやってきました。

小雪5歳半。3歩歩いただけでゼーゼー、それ以上歩くことが出来ない子でした。

度重なる繁殖で歯はボロボロ。病院で心雑音があると言われ、将来は心臓病で投薬が必要になると言われました。

ちょっとの暑さが命取りになる小雪、今年も辛い夏がやってきます。


そんなわけで、里親になるってのは色々大変なものなのです。

おしっこの失敗ひとつとっても、子犬なら笑って許せるけど、成犬は量もニオイも違いますし。

医療費だって年とともに必要になるのです。


さて、プーさん。今日はお見合いの日ですよ。でもね、見つけてしまったの。あってはいけないものを。

後ろ足の指の間に腫瘍らしきものがあったのです。もうどう考えてもお見合い失敗でしょう。

わざわざこんな暑いド田舎に電車で来てくださるというのに申し訳ない。。。そんな気持ちで会いに行きました。

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とてもとても優しそうな方でした。ベビーカー押しながら赤ちゃん連れで大変だったことと思います。

話し方が私なんかと違って優しいの。だから赤ちゃんもワンちゃんに優しいの。

うちの犬猫にまでお土産いただいちゃって。。。心遣いに感謝です。

プーをお散歩させてくれて、プーもすごく嬉しそうに歩いてました。

プーの目ヤニを、自分のハンドタオルで優しくぬぐってくださいました。

本当に優しくて優しくて、どんだけ優しいかって、

腫瘍持ちかもしれないプーを連れ帰ってくれるほどの優しさなんです。

信じられますか?プーを連れて帰ったんですよ。

婆さんかもしれない、腫瘍かもしれない、いきなりの闘病生活かもしれない、そんなプーを。


やっぱり飼えないって帰ってくるかもしれないけど、よほどのことが無ければ帰ってこないと思います。

旦那さんの反対くらいならいいけど、よほどのことがあって帰ってきたら嫌だなぁ~


とりあえず、プーのお話は終了です。応援ありがとうございました。

帰ってこないように願ってね。

プー、いい子にしてるんだよ!おしっこはトイレでね!なるべく健康でいなさいね!


画像はおそろいのお洋服の2人。

本当は小雪に買ったんだけど小さかった…お餞別だよ。ピチピチだけど…