今日、モリサワさんがうちに来ました。



モリサワさんは、年間契約をして

お付き合いいただいている

私の大事な相棒です。



そう・・・

$頑張りすぎないように、頑張ります。-2009111721210000.jpg

モリサワさんとは

「モリサワパスポート」のこと。

いわゆる、仕事に必要な“フォント”です(笑)



今回は、アップグレードキットが届きました。



キレイなフォントって、ホントに(←駄洒落じゃなく)

見ているだけでうっとりするし、楽しい~。

今回はどんなフォントが追加リリースされたのかしら?

まだインストールしてないけど。

使えそうなフォントだったらMacに入れようっと♪



一時期、自分的に「フォントヲタク」を

目指そうかと思ったくらい(笑)

パッと見ただけで

「あ、これは“リュウミンのR”ね。」とか

さらっと言えるくらいにさ。



ワインに“ソムリエ”がいるように、

デザイナーはある意味“フォント・ソムリエ”と

呼ばれるくらいにならなくちゃいけないね。



このテイストには、このフォントが合う…とか

まぁ、日常的にやってることっちゃー

やってること…。でも、あくまで

勝手に摺り込まれた「固定観念」でしか

フォントの使い分けをしていないのが実際のところ。



和文書体なら「上品」といえば「明朝系」、

「目立つように」といえば「ゴシック系」…

とか、日常的に使い分けが出来てるけど、

同じ明朝でも“コレがピッタリ!”とか、

もっと突き詰めてみたら面白そうだな。



だから、実はタイポグラフィって楽しいし、

奥が深い「アート」なんだね。

何かで読んだけど、

日本人は街の看板なんかを見ても

「フォントの集合体=アート」として解釈する

感性を知識が制御してしまうそうで。

要は、看板の文字は単なる「情報」でしかなくて、

それが「芸術作品」であると捉えないんだって。



なるほど、そうかもしれないな、と

ちょっと思ったりして。



この前、どこかのブログからリンクしていた

面白いブログを見つけました。

アメリカのデザイナー?アーティスト?のブログ

ISO50」の、とある日の日記。

その人が東京を旅行してて見つけた

日本の看板なんかを写真に撮って公開してます。

当然、記事やコメントが英語で何を書いてるんだか

さっぱりわかんないけど(^^;)



外人目線だと、こんなものでさえ

面白くてアーティスティックに映るんだ…と

興味深かった。



むかーし、昔。高校時代に、

文科省認定の「レタリング検定」なるものがあって

(今もあるのかな?)、受験したっけ。

とりあえず3級は持ってるけど…(笑)

当時は、からす口だの溝引きだの、

アナログなツールの使い方で四苦八苦していたけど、

今はMacで簡単にホイホイと描けちゃうから。

便利な世の中になったものだねー(笑)



まぁ、だからこそ

今度は「センス」や「感性」が重要になってくるわけで。

私みたいな、どーでもいいクリエーターの

端くれなんかは、素晴らしい作品を「スゲーなぁ」と

指くわえて見てるくらいしか

できないんだけどねぇ(笑)



「絶対この道でビッグになる!」なんて

大きな野望を持つほど、

そんなにパワーももう、無いし。



ビッグ、っていったら

駅前の居酒屋「大(ビッグ)」くらいしか

思い浮かばん・・・


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