クチナシの花はちょうど梅雨ごろに咲きますが、もうすでにホームセンターやお花屋さんでは花が付いた苗が流通しています。

 

我が家でもクチナシを4年ほど前から育てています。

 

 

 

500円ほどで購入したクチナシも、剪定をほとんどせずに植え替えのみしていると巨大化していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花の数は約10倍にもなっています。

 

 

何と言ってもクチナシの魅力はその甘~い濃厚な香りですが、クチナシを育てるうえで覚悟しなければならないことが2つあります。

 

1.樹形は横に広がる

咲き終わった花を摘むと、そこから脇芽が2つ出てくることで、来年の花が2倍になります。

これを繰り返すとどうなるか。。。。

我が家のクチナシのように大きく横に広がります。

 

 

 

もちろん、剪定をすれば、樹形はコンパクトにもなりますが、いい香りのするお花をいっぱい咲かせたい!と思うと樹形は縦よりも横に広がることを覚悟しなければなりません。

地植えの場合も鉢植えの場合も、将来そのスペースが確保できるか一旦考えてみた方が良いでしょう

 

2.虫対策

甘~い魅惑的な香りをする植物につきものなのが、虫です。

対策をしない限り、避けては通れない最難関門です。

クチナシを好む虫は大きく分けて2種類います。

 

①黒い小さな虫(アザミウマ)バイキンくん

花が咲くころに真っ白な花の上に時には大量に動き回っています。

 

②大きめの青虫宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人あたま

The幼虫的な見た目をしています。

葉っぱと同化してるときもあるので、間違って触ってしまったみたいなサプライズも起きてしまいます。

周囲にふん(黒い点)が落ちている、もしくは、葉っぱにかじられた跡があるような場合は間違いなくどこかに青虫が潜んでいます。

見つけたら、割りばしで掴んで駆除するしかありません。

 

しかし、対策法はあります!

あらゆる虫に効く、防虫剤を有効に活用しましょう。

動いている虫には、即効性のあるスプレーで撃退しましょう。

ただ、虫対策の要は虫が発生する前に予防をすることです。

オルトランなどの顆粒タイプのものを花芽がつきはじめる前から撒いておくと、虫の発生が抑えられ、嫌な青虫とのご対面を避けることが可能です。

 

虫が苦手な方には結構ハードルの高い植物だと思います。

私も最初に青虫を見つけたときはびっくり仰天して悲鳴ゲッソリをあげてしまいましたが、今では冷静に割りばしで掴むことができるようになりました。

 

何事も経験ですね。

梅雨の時期に今年のお花が咲いたらまたアップしようと思います。

 

直接ご関係のある人限定で自宅で育てた季節のお花を使ったアレンジメントを承っております。

お気軽にご相談ください。

 

虫がわく前の撒布が効果的です

 

 

虫がわいた後はこのスプレーで対処します