🔸突然のインフルエンザ襲来

今年の11月、わが家は突然のインフルエンザA型に襲われてしまいました。
予防接種を打っていなかったこともあり、子どもと夫はなんと40度を超える高熱に。看病する私も、看病疲れとともに感染してしまい、家族全員がダウンするという、大変な一週間を過ごしました。

🔸予防接種、打つべきか、打たざるべきか?

無事に回復した後、ある疑問がわきました。
「もうインフルエンザにかかったのだから、今シーズンは予防接種は打たなくてもいいのではないか?」
家族や知人からも、「もう感染したなら必要ないのでは?」という声を聞き、予防接種を受けるべきか、正直とても悩んでいました。

🔸小児科の先生からの大切なアドバイス

そんな中、ちょうど息子の健康診断のために小児科を受診する機会がありました。これは良い機会だと思い、先生に直接この疑問をぶつけてみることにしました。
「一度インフルエンザにかかっても、今シーズン、予防接種は受けたほうが良いのでしょうか?」
先生は私の悩みに優しく耳を傾け、とても大切なアドバイスをくださいました。

「現時点では、まだ流行していませんが、今後、インフルエンザのB型に感染する可能性があります。
また、インフルエンザ脳症など、万が一の重症化を防ぐためにも、予防接種を検討しておいたほうが良いかもしれません。」

🔸家族で下した決断

先生の「重症化を防ぐ」という言葉が、私の心に強く響きました。高熱で苦しむ子どもの姿を思い出し、できる限りの対策はしてあげたいと強く感じたのです。
そこで、重症化を防ぐことを一番の目的に、家族で予防接種を受けることに決めました。
夫にも説明しましたが、「もう打っても無駄だろう」と説得には至らず、今回は私と息子だけ先日、無事にワクチンを接種してきました。

🔸悩んでいる方へ

インフルエンザに一度感染した後、「もう予防接種はいいかな…」と迷われている方もいらっしゃるかもしれません。
大切なのは、A型とB型、両方への備えと、重症化を防ぐことだと思います。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、安心のためにも、ぜひかかりつけの先生に相談してみてください。
わが家の経験が、接種を迷っているどなたかの参考になれば嬉しいです。