ミニマリストという言葉に惹かれ、私も一時期、着る服を思い切って2セットに絞ってみました。しかし結論から言うと、この生活は私の日常には合わず、すぐにやめることになりました。

現在、小さな子供が2人いる私の生活環境では、服を絞ることによるデメリットがあまりにも大きかったのです。

⭐️憧れの生活と現実のギャップ

自分が心から好きで、こだわり抜いて選んだ高価な服を最小限にしたことで、小さなトラブルが大きなストレスに変わりました。

• 子どもとの遊び: 公園での泥汚れや、砂ぼこり。
• 日常のトラブル: 子どもの汚れた手で触れられ
       る、食事中に食べ物をこぼされる。
   
大切にしたい服だからこそ、「汚れたらどうしよう」という不安が常に付きまとい、かえって服を楽しむ余裕がなくなってしまったのです。

⭐️「着るものがない!」という焦り

また、体調を崩して洗濯が回せない日が続くと、「着るものがない!」と困ることもありました。服が2セットしかない生活では、洗濯のサイクルが崩れるだけで、たちまち生活が立ち行かなくなってしまいます。 

この経験から、私は「枚数を絞ること」そのものよりも、「自分の今の生活スタイルに合っているか」がずっと大切だと気づきました。

⭐️私が見つけた最適な枚数

ミニマムにこだわりすぎず、ストレスなく着回せる枚数を確保すること。これが私にとっての答えでした。

現在、私はワンシーズンで3〜4セットの服を毎日着回しています。このくらいの枚数を持つことで、以下のような良い変化がありました。

• 気持ちの余裕: 洗濯が遅れても焦ることがなくな
        りました。
• 服の劣化の緩和: 毎日同じ服を着る頻度が減り、
       服が長持ちするようになりました。
        
もし私のように、「ミニマリストに憧れて服を絞ったのに、かえって困っている」という方がいらっしゃれば、無理にミニマムな生活に自分を当てはめなくても大丈夫です。

まずは今の自分の生活リズムを見つめて、ストレスなく過ごせる枚数を見つけること。

こだわりすぎず、柔軟に「自分にとっての最適解」を探すことが、心地よい暮らしへの第一歩なのかもしれません。